8.3. 起動可能な JAR 引数

以下の表で引数を確認し、起動可能な JAR で使用するサ対応引数について確認します。

表8.1 対応の起動可能な JAR 実行引数

引数説明

--help

指定のコマンドのヘルプメッセージを表示し、終了します。

--deployment=<path>

起動可能な JAR に固有の引数。サーバーにデプロイするアプリケーションが含まれる WAR、JAR、EAR ファイル、または展開形式のディレクトリーへのパスを指定します。

--display-galleon-config

生成された Galleon 設定ファイルの内容を出力します。

--install-dir=<path>

デフォルトでは、JVM 設定は、起動可能な JAR の起動後に TEMP ディレクトリーを作成するために使用されます。--install-dir 引数を使用するとサーバーをインストールするディレクトリーを指定できます。

-secmgr

セキュリティーマネージャーがインストールされた状態でサーバーを実行します。

-b<interface>=<value>

システムプロパティー jboss.bind.address.<interface> を指定の値に設定します。例: bmanagement=IP_ADDRESS

-b=<value>

パブリックインターフェイスのバインドアドレスを設定するために使用される jboss.bind.address システムプロパティーを設定します。値の指定がない場合はデフォルトで 127.0.0.1 が指定されます。

-D<name>[=<value>]

サーバーランタイムにサーバーによって設定されるシステムプロパティーを指定します。起動可能な JAR JVM はこれらのシステムプロパティーを設定しません。

--properties=<url>

指定の URL からシステムプロパティーをロードします。

-S<name>[=value]

セキュリティープロパティーを設定します。

-u=<value>

設定ファイルの socket-binding 要素のマルチキャストアドレスを設定するために使用される jboss.default.multicast.address システムプロパティーを設定します。値の指定がない場合はデフォルトで 230.0.0.4 が指定されます。

--version

アプリケーションサーバーのバージョンを表示し、終了します。