2.3. MicroProfile Health
2.3.1. JBoss EAP での MicroProfile Health
JBoss EAP には SmallRye Health コンポーネントが含まれており、これを使用して JBoss EAP インスタンスが想定どおりに応答しているかどうかを判断できます。この機能はデフォルトで有効になります。
MicroProfile Health は、JBoss EAP をスタンドアロンサーバーとして実行している場合のみ利用できます。
MicroProfile Health 仕様は、以下のヘルスチェックを定義します。
- Readiness
-
アプリケーションがリクエストを処理する準備ができているかどうかを決定します。
@Readiness
アノテーションは、このヘルスチェックを提供します。 - Liveness
-
アプリケーションが実行されているかどうかを決定します。
@Liveness
アノテーションは、このヘルスチェックを提供します。
@Health
アノテーション は MicroProfile Health 3.0 で削除されました。
MicroProfile Health 3.0 には以下の重大な変更があります。
-
@Health
修飾子 のプルーニング -
HealthCheckResponse
state
パラメーターの名前をstatus
に変更し、デシリアライズの問題を修正します。そのため、対応するメソッドの名前が変更になりました。
MicroProfile Health 3.0 における互換性の重大な変更に関する詳細は、MicroProfile Health 3.0 のリリースノート を参照してください。
重要
:empty-readiness-checks-status
および :empty-liveness-checks-status
は、readiness
または liveness
プローブが定義されていない場合のグローバルステータスを指定する管理属性です。