11.46. 汎用タイプの command を子ノードに割り当てる

--node-child 引数を使用して、汎用タイプの command を既存の子ノードに割り当てることができます。汎用タイプの command を使用して、プロパティーを編集したり、管理モデル内の子ノードの操作を呼び出したりできます。

--node-child 引数は、スタンドアロンサーバーと管理対象ドメイン内のサーバーの両方で使用できます。コマンドを呼び出すと、サーバー設定ファイルが更新されます。

この手順では、汎用タイプの command をスタンドアロンサーバー上の子ノードに割り当てる方法を示す例を使用します。

管理対象ドメインの子ノードに汎用タイプの command を割り当てることもできます。各コマンドにプロファイルを追加する必要があります。次の例では、default をプロファイルとして設定します。

[domain@localhost:9999 /] authorization --profile=default --provider=rbac --permission-combination-policy=permissive --use-identity-roles=false
注記

子ノードを管理モデルに追加する必要がある場合は、ノードタイプに適用された汎用タイプ command で子ノードを指定する必要があります。

手順

  1. command コマンドに --node-child 引数を追加します。次の例では、/core-service=management/access=authorization を子ノードとして、authorization を汎用タイプ command として指定しています。

     [standalone@localhost:9999 /] command add --node-child=/core-service=management/access=authorization --command-name=authorization

    プロパティーを既存のリソースに書き込むことができるようになりました。次の例は、authorization の子ノード内の既存のリソースにプロパティーを書き込む方法を示しています。

    [standalone@localhost:9999 /] authorization --provider=rbac --permission-combination-policy=permissive --use-identity-roles=false

    さらに、authorization の子ノードで既存のリソースに操作を送信できます。次の例では、read-attribute 操作を送信して、プロバイダープロパティーから値を取得します。

    [standalone@localhost:9999 /] authorization read-attribute --name=provider