2.2. アーカイブを使用した JBoss EAP のインストール

アーカイブのインストール手法を使用して JBoss EAP をインストールできます。この手法は、JBoss EAP の最も簡単なインストールの方法で、標準のフォルダーに設定ファイルやライブラリーを配置し、サーバーのデフォルトの基本インストールを行います。

前提条件

  • Red Hat カスタマーポータル でアカウントを設定する必要があります。
  • JBoss EAP 7 でサポートされる設定 を確認し、システムがサポートされていることを確認します。
  • JBoss EAP インストールパッケージをダウンロードします。
  • サポート対象の Java Development Kit (JDK) をインストールします。
  • Windows を使用している場合は、JAVA_HOME および PATH 環境変数を設定している。これが設定されていない場合、ショートカットは機能しません。

手順

  1. Red Hat カスタマーポータル にログインします。
  2. ダウンロードをクリックします。
  3. 製品のダウンロード リストの Red Hat JBoss Enterprise Application Platform を選択します。
  4. Version ドロップダウンリストから 7.4 を選択します。
  5. 一覧で Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 7.4.0 を見つけ、Download リンクをクリックします。
  6. オプション: JBoss EAP のインストール先のサーバーおよび場所に、アーカイブファイルを移動します。

    注記

    このディレクトリーに対する読み取りと書き込み権限が必要です。

  7. オペレーティングシステムに合わせて、以下のいずれかのオプションを選択します。

    • Red Hat Enterprise Linux の場合は、管理 CLI で以下のコマンドを入力してアーカイブファイルを展開します。

      $ unzip jboss-eap-7.4.0.zip
    • Windows Server の場合は、アーカイブファイルを右クリックし、 Extract All を選択します。
注記

EAP_HOME は、JBoss EAP インストールの最上位ディレクトリーです。このディレクトリーは、アーカイブを展開して作成します。

関連情報

  • JBoss EAP インストールガイドEAP_HOME 変数の設定を参照してください。
  • 認証および承認オプションの詳細は、JBoss EAP 設定ガイド管理ユーザー を参照してください。