2.7. Microsoft Windows Server でサービスとして JBoss EAP アーカイブインストールを設定する手順

アーカイブインストールの手法を使用すると、JBoss EAP を Microsoft Windows Server にインストールできます。この手法は、標準のフォルダーに設定ファイルやライブラリーを配置し、サーバーのデフォルトの基本インストールを行います。

警告

set コマンドを使用して Windows Server コマンドプロンプトでシステム環境変数を設定すると、環境変数の設定は永続的ではありません。setx コマンドを使用するか、コントロールパネルシステムインターフェイスを使用する必要があります。

前提条件

  • JBoss EAP をアーカイブインストールとしてインストールします。
  • サーバー上で管理者権限があることを確認する。
  • JAVA_HOME システム環境変数を設定します。
  • JBoss EAP サーバーインスタンスが実行されていないことを確認します。

手順

  1. setx コマンドを使用して、JBOSS_HOMENOPAUSE の 2 つのシステム環境変数を作成します。
  2. setx コマンドを使用して、2 つの環境変数を設定します。

    1. JBOSS_HOME 変数のパスを JBoss EAP のインストールディレクトリーに設定します。
    2. jboss-cli.bat スクリプトには、コードの if "x%NOPAUSE%" == "x" pause の行が含まれます。このコードを使用すると、pause コマンドを発行すると、ステータスメッセージを作成されます。これらのメッセージを無効にするには、NOPAUSE 変数の値を指定する必要があります。たとえば、NOPAUSE 変数を NOPAUSE=true に設定すると、スクリプトの完了時にステータスメッセージが表示されなくなります。

関連情報

  • Microsoft Windows Server に環境変数を設定する方法の詳細は、Microsoft Windows のドキュメントを参照してください。