1.2.4. サイレント認証

JBoss EAP のデフォルトインストールには、ローカル管理 CLI ユーザーのサイレント認証メソッドが含まれています。これにより、ローカルユーザーは、ユーザー名またはパスワード認証なしで管理 CLI にアクセスできます。この機能は利便性のためと、管理 CLI スクリプトを実行しているローカルユーザー認証を不要にするために有効になっています。通常、ユーザーがローカル設定にアクセスできれば、独自のユーザー詳細を追加することもできるため便利な機能と見なされます。

ローカルユーザーのサイレント認証の利便性は、セキュリティー管理が長い場合に無効にすることができます。これは、設定ファイルの security-realm 属性内の local 要素を削除することによって実現できます。これは、スタンドアロンインスタンスと管理対象ドメインの両方が対象となります。

重要

local 要素の削除は、JBoss EAP インスタンスの影響と、その設定を完全に理解している場合にのみ行う必要があります。

elytron サブシステムの使用時にサイレント認証を削除するには、以下の手順に従います。

[standalone@localhost:9990 /] /subsystem=elytron/sasl-authentication-factory=managenet-sasl-authentication:read-resource
{
    "outcome" => "success",
    "result" => {
        "mechanism-configurations" => [
            {
                "mechanism-name" => "JBOSS-LOCAL-USER",
                "realm-mapper" => "local"
            },
            {
                "mechanism-name" => "DIGEST-MD5",
                "mechanism-realm-configurations" => [{"realm-name" => "ManagementRealm"}]
            }
        ],
        "sasl-server-factory" => "configured",
        "security-domain" => "ManagementDomain"
    }
}

/subsystem=elytron/sasl-authentication-factory=temp-sasl-authentication:list-remove(name=mechanism-configurations,index=0)

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レガシーセキュリティーレルムの使用時にサイレント認証を削除するには、以下を行います。

/core-service=management/security-realm=REALM_NAME/authentication=local:remove