5.4. Jakarta Enterprise Beans クライアントのリモーティング相互運用性

デフォルトのリモート接続ポートは 8080 です。Jboss-ejb-client プロパティーファイルは以下のようになります。

remote.connectionprovider.create.options.org.xnio.Options.SSL_ENABLED=false
remote.connections=default
remote.connection.default.host=localhost
remote.connection.default.port=8080
remote.connection.default.connect.options.org.xnio.Options.SASL_POLICY_NOANONYMOUS=false

デフォルトのコネクター

デフォルトのコネクターは http-remoting です。

  • クライアントアプリケーションが JBoss EAP 6 の EJB クライアントライブラリーを使用し、JBoss EAP 7 サーバーへ接続する場合、8080 以外のポートでリモーティングコネクターを公開するようサーバーを設定する必要があります。その後、そのクライアントは新しく設定されたコネクターを使用して接続する必要があります。
  • JBoss EAP 7 の Jakarta Enterprise Beans クライアントライブラリーを使用し、JBoss EAP 6 サーバーへ接続するクライアントアプリケーションは、サーバーインスタンスによって http-remoting コネクターは使用されず、remoting コネクターが使用されることを認識する必要があります。これは、新しいクライアント側接続プロパティーを定義することで実現されます。

    remote.connection.default.protocol=remote
注記

Jakarta Enterprise Beans リモート呼び出しは、JBoss EAP 6 でのみ JBoss EAP 7 でサポートされます。

Jakarta Enterprise Beans クライアントのリモーティング相互運用性のほかにも、以下のオプションを使用してレガシークライアントに接続できます。