A.7. インターフェイス属性

注記

この表は、管理モデルで使用される属性名を示しています (管理 CLI を使用している場合など)。XML で使用される名前は管理モデルの名前と異なる場合があるため、XML で使用される要素を EAP_HOME/docs/schema/wildfly-config_5_0.xsd のスキーマ定義ファイルで確認してください。

表A.11 インターフェイス属性と値

インターフェイス要素説明

any

インターフェイスの選択基準の一部は、最低でも基準のネストされたセットの 1 つ (すべてとは限らない) を満たす必要があることを示す要素。

any-address

このインターフェイスを使用するソケットをワイルドカードアドレスにバインドする必要があることを示す空の要素。java.net.preferIPv4Stack システムプロパティーが true に設定されていない限り、IPv6 ワイルドカードアドレス (::) が使用されます。true に設定された場合は、IPv4 ワイルドカードアドレス (0.0.0.0) が使用されます。ソケットがデュアルスタックマシンの IPv6 anylocal アドレスにバインドされた場合は、IPv6 および IPv4 トラフィックを受け入れることができます。 IPv4 (IPv4 マッピング) anylocal アドレスにバインドされた場合は、IPv4 トラフィックのみを受け入れることができます。

inet-address

IPv6 または IPv4 のドット区切り表記の IP アドレス、または IP アドレスに解決できるホスト名。

link-local-address

インターフェイスの選択基準の一部として、関連付けられたアドレスがリンクローカルであるかどうかを示す空の要素。

loopback

インターフェイスの選択基準の一部として、ループバックインターフェイスであるかどうかを示す空の要素。

loopback-address

マシンのループバックインターフェイスで実際には設定できないループバックアドレス。IP アドレスが関連付けられた NIC が見つからない場合であっても該当する値が使用されるため、inet-address タイプとは異なります。

multicast

インターフェイスの選択基準の一部として、マルチキャストをサポートするかどうかを示す空の要素。

name

インターフェイスの名前。

nic

ネットワークインターフェイスの名前 (eth0、eth1、lo など)。

nic-match

使用できるインターフェイスを見つけるために、マシンで利用可能なネットワークインターフェイスの名前を検索する正規表現。

not

インターフェイスの選択基準の一部は、基準のネストされたセットを満たしてはならないことを示す要素。

point-to-point

インターフェイスの選択基準の一部として、ポイントツーポイントインターフェイスであるかどうかを示す空の要素。

public-address

インターフェイスの選択基準の一部として、公開されたルーティング可能なアドレスを持つかどうかを示す空の要素。

site-local-address

インターフェイスの選択基準の一部として、関連付けられたアドレスがサイトローカルであるかどうかを示す空の要素。

subnet-match

スラッシュ表記法で記述されたネットワーク IP アドレスとアドレスのネットワーク接頭辞のビット数 (例: 192.168.0.0/16)。

up

インターフェイスの選択基準の一部として、現在稼動しているかどうかを示す空の要素。

virtual

インターフェイスの選択基準の一部として、仮想インターフェイスであるかどうかを示す空の要素。