A.17. ログハンドラーの属性
これらの表は、管理モデルで使用される属性名を示しています (管理 CLI を使用している場合など)。XML で使用される名前は管理モデルの名前と異なる場合があるため、XML で使用される要素を EAP_HOME/docs/schema/jboss-as-logging_6_0.xsd
のスキーマ定義ファイルで確認してください。
表A.31 Console ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
autoflush |
|
enabled |
|
encoding | 出力に使用する文字エンコーディングスキーム。 |
filter |
簡単なフィルタータイプを定義します。 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
formatter | このログハンドラーで使用するログフォーマッター。 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
name | ログハンドラーの名前。ハンドラーのアドレスに名前が含まれるため非推奨になりました。 |
named-formatter | ハンドラーで使用する定義されたフォーマッターの名前。 |
target | ログハンドラーの出力が送信されるシステム出力ストリーム。以下の 1 つになります。
|
表A.32 File ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
append |
|
autoflush |
|
enabled |
|
encoding | 出力に使用する文字エンコーディングスキーム。 |
file |
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、 |
filter |
簡単なフィルタータイプを定義します。 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
formatter | このログハンドラーで使用するログフォーマッター。 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
name | ログハンドラーの名前。ハンドラーのアドレスに名前が含まれるため非推奨になりました。 |
named-formatter | ハンドラーで使用する定義されたフォーマッターの名前。 |
表A.33 Periodic ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
append |
|
autoflush |
|
enabled |
|
encoding | 出力に使用する文字エンコーディングスキーム。 |
file |
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、 |
filter |
簡単なフィルタータイプを定義します。 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
formatter | このログハンドラーで使用するログフォーマッター。 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
name | ログハンドラーの名前。ハンドラーのアドレスに名前が含まれるため非推奨になりました。 |
named-formatter | ハンドラーで使用する定義されたフォーマッターの名前。 |
suffix |
この文字列はローテーションログに追加される接尾辞に含まれます。 |
表A.34 Size ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
append |
|
autoflush |
|
enabled |
|
encoding | 出力に使用する文字エンコーディングスキーム。 |
file |
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、 |
filter |
簡単なフィルタータイプを定義します。 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
formatter | このログハンドラーで使用するログフォーマッター。 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
max-backup-index |
保持するローテーションログの最大数。この数に達すると、古いログが再使用されます。デフォルト値は
|
name | ログハンドラーの名前。ハンドラーのアドレスに名前が含まれるため非推奨になりました。 |
named-formatter | ハンドラーで使用する定義されたフォーマッターの名前。 |
rotate-on-boot |
|
rotate-size |
ログファイルがローテーションされる前に到達できる最大サイズです。数字に追加された単一の文字はサイズ単位を示します。バイトの場合は |
suffix |
この文字列はローテーションログに追加される接尾辞に含まれます。 |
表A.35 Periodic Size ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
append |
|
autoflush |
|
enabled |
|
encoding | 出力に使用する文字エンコーディングスキーム。 |
file |
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
formatter | このログハンドラーで使用するログフォーマッター。 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
max-backup-index |
保持するローテーションログの最大数。この数に達すると、古いログが再使用されます。デフォルト値は
|
name | ログハンドラーの名前。ハンドラーのアドレスに名前が含まれるため非推奨になりました。 |
named-formatter | ハンドラーで使用する定義されたフォーマッターの名前。 |
rotate-on-boot |
|
rotate-size |
ログファイルがローテーションされる前に到達できる最大サイズです。数字に追加された単一の文字はサイズ単位を示します。バイトの場合は |
suffix |
この文字列はローテーションログに追加される接尾辞に含まれます。 |
表A.36 syslog ハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
app-name |
メッセージを RFC5424 形式でフォーマットするときに使用されるアプリケーション名。デフォルトのアプリケーション名は |
enabled |
|
facility | RFC-5424 および RFC-3164 によって定義される機能。 |
hostname | メッセージ送信元のホストの名前。たとえば、アプリケーションサーバーが実行されているホストの名前になります。 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
port | syslog サーバーがリッスンしているポート。 |
server-address | syslog サーバーのアドレス。 |
syslog-format | RFC 仕様にしたがってログメッセージをフォーマットします。 |
named-formatter | syslog ペイロードのメッセージをフォーマットします。この属性を使用すると、必要に応じてメッセージをカスタマイズできます。 |
表A.37 Socket ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
autoflush | 毎回書き込み後に自動的にフラッシュを行うかどうか。 |
block-on-reconnect |
|
enabled |
|
encoding | このハンドラーによって使用される文字エンコーディング。 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
named-formatter | ハンドラーで使用する定義されたフォーマッターの名前。 |
outbound-socket-binding-ref | ソケット接続のアウトバウンドソケットバインディングへの参照。 |
protocol |
ソケットが通信すべきプロトコル。使用できる値は |
ssl-context |
定義された SSL コンテキストへの参照。これは、 |
表A.38 Custom ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
class | 使用されるロギングハンドラークラス。 |
enabled |
|
encoding | 出力に使用する文字エンコーディングスキーム。 |
filter |
簡単なフィルタータイプを定義します。 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
formatter | このログハンドラーで使用するログフォーマッター。 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
module | ロギングハンドラーが依存するモジュール。 |
name | ログハンドラーの名前。ハンドラーのアドレスに名前が含まれるため非推奨になりました。 |
named-formatter | ハンドラーで使用する定義されたフォーマッターの名前。 |
properties | ロギングハンドラーに使用されるプロパティー。 |
表A.39 Async ログハンドラーの属性
属性 | 説明 |
---|---|
enabled |
|
filter |
簡単なフィルタータイプを定義します。 |
filter-spec |
フィルターを定義する式の値。式 |
level | ログハンドラーが記録するログメッセージの最低レベル。 |
name | ログハンドラーの名前。ハンドラーのアドレスに名前が含まれるため非推奨になりました。 |
overflow-action |
キューの長さを超えたときにこのハンドラーがどのように応答するかを示します。これは |
queue-length | サブハンドラーが応答するときに、このハンドラーが保持するログメッセージの最大数。 |
subhandlers | この async ハンドラーがログメッセージを渡すログハンドラーの一覧。 |