11.3.5. ログフォーマッター
フォーマッターはログメッセージのフォーマットに使用されます。named-formatter
属性を使用するとフォーマッターをログハンドラーに割り当てできます。ログハンドラー設定の詳細は ログハンドラーの設定 を参照してください。
logging サブシステムには 4 種類のフォーマッターが含まれます。
パターンフォーマッター
パターンフォーマッターは、ログメッセージをプレーンテキストでフォーマットするために使用されます。ログハンドラーの named-formatter
属性としてフォーマットを使用する他に、あらかじめフォーマッターリソースを作成する必要なく formatter
属性として使用することもできます。パターン構文に関する詳細は パターンフォーマッターのフォーマット文字 を参照してください。
パターンフォーマッターの設定方法は パターンフォーマッターの設定 を参照してください。
JSON フォーマッター
JSON フォーマッターは、ログメッセージを JSON 形式でフォーマットするために使用されます。
JSON フォーマッターの設定方法は JSON フォーマッターの設定 を参照してください。
XML フォーマッター
XML ログフォーマッターは、ログメッセージを XML 形式でフォーマットするために使用されます。
XML フォーマッターの設定方法は XML フォーマッターの設定 を参照してください。
カスタムフォーマッター
ハンドラーと使用するカスタムフォーマッターです。ほとんどのログレコードは printf 形式でフォーマットされることに注意してください。メッセージを適切にフォーマットするには、org.jboss.logmanager.ExtLogRecord#getFormattedMessage()
の呼び出しが必要になることがあります。
カスタムログフォーマッターの設定方法は カスタムログフォーマッターの設定 を参照してください。