8.3.3. ホストコントローラーの設定
ホストコントローラー自体をドメインに登録するようにホストコントローラーを設定する必要があります。
重要
RPM インストールで JBoss EAP をインストールした場合、複数のドメインまたはホストコントローラーを同じマシン上に設定することはサポートされません。
設定の <domain-controller>
要素を使用して、ドメインコントローラーへの接続を設定します。
<domain-controller> <remote security-realm="ManagementRealm"> <discovery-options> <static-discovery name="primary" protocol="${jboss.domain.master.protocol:remote}" host="${jboss.domain.master.address}" port="${jboss.domain.master.port:9990}"/> </discovery-options> </remote> </domain-controller>
最小のホストコントローラー設定ファイルのサンプル EAP_HOME/domain/configuration/host-slave.xml
には、ドメインコントローラーに接続する設定が含まれています。この設定は、ホストコントローラーの起動時に jboss.domain.master.address
プロパティーを指定するものと想定しています。
$ EAP_HOME/bin/domain.sh --host-config=host-slave.xml -Djboss.domain.master.address=IP_ADDRESS
ドメインコントローラーの検出に関する詳細は、ドメインコントローラーの検出およびフェイルオーバー の項を参照してください。
ドメインの設定によっては、認証を提供して、ホストコントローラーがドメインコントローラーによって認証されるようにする必要がある場合があります。管理ユーザーと秘密の値の生成や、その値を用いたホストコントローラー設定の更新に関する詳細は、2 台のマシンで管理対象ドメインを設定 を参照してください。