12.14. エンリストメントトレース
XAResource
インスタンスのエンリストメント中に発生するエラーを特定できるようにするために、エンリストメントトレースを記録することができます。エンリストメントトレースが有効である場合、必要時に正確なスタックトレースを作成できるように jca
サブシステムはプール操作ごとに例外オブジェクトを作成しますが、これにはパフォーマンスのオーバーヘッドが発生します。
JBoss EAP 7.1 より、エンリストメントトレースはデフォルトで無効になっています。管理 CLI を使用してデータソースのエンリストメントトレースを有効にするには、enlistment-trace
属性を true
に設定します。
非 XA データソースのエンリストメントトレースを有効にします。
data-source --name=DATASOURCE_NAME --enlistment-trace=true
XA データソースのエンリストメントトレースを有効にします。
xa-data-source --name=XA_DATASOURCE_NAME --enlistment-trace=true
警告
エンリストメントトレースを有効にするとパフォーマンスに影響することがあります。