24.3.8. リモートキャッシュコンテナーの設定
管理対象ドメインのすべてのサーバーグループにリモートキャッシュを設定する必要があります。statistics-enabled
属性により、指定の remote-cache-container
および関連するランタイムキャッシュについてのメトリクスのコレクションを有効にできます。
24.3.8.1. リモートキャッシュコンテナーの作成
管理対象ドメインの各サーバーグループには、一意のリモートキャッシュが必要です。このキャッシュは、同じデータグリッドに所属することができます。そのため、ユーザーは、サーバーグループのソケットバインディングを定義し、ソケットバインディングをリモートキャッシュコンテナーに関連付けることにより、すべてのサーバーグループのリモートキャッシュを設定する必要があります。
手順
socket-binding
を定義します。 クラスターの各リモート Red Hat Data Grid インスタンスの必要に応じて、コマンドを繰り返し実行します。/socket-binding-group=standard-sockets/remote-destination-outbound-socket-binding=SOCKET_BINDING:add(host=HOSTNAME,port=PORT)
新規作成されたソケットバインディングを参照する
remote-cache-container
を定義します。batch /subsystem=infinispan/remote-cache-container=CACHE_CONTAINER:add(default-remote-cluster=data-grid-cluster) /subsystem=infinispan/remote-cache-container=CACHE_CONTAINER/remote-cluster=data-grid-cluster:add(socket-bindings=[SOCKET_BINDING,SOCKET_BINDING_2,...]) run-batch