11.6. ルートロガーの設定

ルートロガーは、ログカテゴリーによってキャプチャーされないサーバーへ送信されたすべてのログメッセージ (指定のログレベル以上) をキャプチャーします。

ここでは、管理 CLI を使用してルートロガーを設定する方法を説明します。管理コンソールでは、ConfigurationSubsystemsLoggingConfiguration と選択し、表示 をクリックして Root Logger を選択すると、ルートロガーを設定することができます。

ルートロガーの設定

重要

ロギングプロファイルにこのログハンドラーを設定する場合、コマンドの最初は /subsystem=logging/ ではなく /subsystem=logging/logging-profile=LOGGING_PROFILE_NAME/ になります。

さらに、マネージドドメインで実行している場合はコマンドの前に /profile=PROFILE_NAME を付けます。

  1. ログハンドラーをルートロガーへ割り当てます。

    ログハンドラーを追加します。

    /subsystem=logging/root-logger=ROOT:add-handler(name=LOG_HANDLER_NAME)

    ログハンドラーの削除

    /subsystem=logging/root-logger=ROOT:remove-handler(name=LOG_HANDLER_NAME)
  2. ログレベルを設定します。

    /subsystem=logging/root-logger=ROOT:write-attribute(name=level,value=LEVEL)

使用できるルートロガー属性とその説明の完全リストは、ルートロガーの属性 を参照してください。