17.14.2. アプリケーション内での RequestDumping ハンドラーの設定

サーバーで RequestDumping ハンドラーを設定する他に、個別のアプリケーション内で設定することもできます。これにより、ハンドラーの範囲がそのアプリケーションのみに制限されます。RequestDumping ハンドラーは WEB-INF/undertow-handlers.conf で設定する必要があります。

指定のアプリケーションのすべてのリクエストとそれらの応答をログに記録するよう WEB-INF/undertow-handlers.confRequestDumping ハンドラーを設定するには、以下の式を WEB-INF/undertow-handlers.conf に追加します。

例: WEB-INF/undertow-handlers.conf

dump-request

指定のアプリケーション内での特定 URL のリクエストやそれらの応答のみをログに記録するよう、WEB-INF/undertow-handlers.confRequestDumping ハンドラーを設定するには、pathpath-prefixpath-suffix などの述語を式に使用します。たとえば、アプリケーションの test へのリクエストとそれらの応答をすべてログに記録するには、path 述語が含まれる以下の式を使用できます。

例: WEB-INF/undertow-handlers.conf

path(/test) -> dump-request

注記

pathpath-prefixpath-suffix などの述語をアプリケーションの WEB-INF/undertow-handlers.conf に定義された式で使用する場合、使用する値はアプリケーションのコンテキストルートからの相対値になります。たとえば、アプリケーションのコンテキストルートは myApplication で、式 path(/test) -> dump-requestWEB-INF/undertow-handlers.conf に設定されている場合、/myApplication/test へのリクエストとそれらの応答のみがログに記録されます。