第1章 はじめに

JBoss EAP 7 は、Azure で JBoss EAP を実行するためにサポートされる特定の設定内で使用する限り、Microsoft Azure プラットフォームで使用できます。クラスター化された JBoss EAP 環境を設定する場合、Azure で JBoss EAP クラスターリング機能を使用するために必要な特定の設定を適用する必要があります。

本ガイドでは、Microsoft Azure で JBoss EAP を使用するためのサポートされる設定と、Azure で JBoss EAP クラスターリングを有効にするために必要な特定の JBoss EAP 設定について詳しく説明します。本ガイドに記載されていないその他すべての JBoss EAP 機能は、他の JBoss EAP インストールと同じように Azure で正常に動作します。Azure 固有の設定手順については、その他の JBoss EAP ドキュメント を参照してください。

1.1. Red Hat Cloud Access 製品ページ

Red Hat Cloud Access は、Amazon EC2 や Microsoft Azure などの Red Hat 認定クラウドプロバイダーで JBoss EAP をサポートする Red Hat サブスクリプション機能です。Red Hat Cloud Access では、従来のサーバーとパブリッククラウドベースのリソース間で、シンプルかつコスト効果の高い方法でサブスクリプションを移動することができます。

詳細は、Red Hat Cloud Access on the Customer Portal を参照してください。