1.8. JBoss EAP XP の状態の表示

status コマンドを使用して、以下の情報を表示できます。

  • JBoss EAP XP ストリームの状態
  • 現在の状態によるサポートポリシーの変更
  • JBoss EAP XP のメジャーバージョン。
  • パッチストリームと、その累積パッチ ID を有効にしている。
  • 状態を変更するのに利用できる JBoss EAP XP マネージャーコマンド

JBoss EAP XP は、以下のいずれかの状態になります。

Not set up
JBoss EAP はクリーンな状態で、JBoss EAP XP は設定されていません。
Set up
JBoss EAP で JBoss XP がセットアップされています。XP パッチストリームのバージョンは、ユーザーが CLI を使用して判断できるので表示されません。
Inconsistent
JBoss EAP XP に関連するファイルは、一貫性のない状態です。これはエラー状態であるため、通常は発生しません。このエラーが発生する場合は、JBoss EAP XP のアンインストールのトピックで説明されているように JBoss EAP XP マネージャーを削除し、setup コマンドを使用して JBoss EAP XP を再度インストールします。

手順

  • 以下のコマンドを実行して、JBoss EAP XP の状態を表示します。

    $ java -jar jboss-eap-xp-manager.jar status --jboss-home=/PATH/TO/EAP