3.4. 複数ページの出力の表示

管理 CLI を対話モードで実行し、操作によって複数のページが出力される場合、コマンドプロセッサーは最初のページの最後で画面を停止します。これにより、出力を 1 行または 1 ページごとに確認することができます。複数のページが出力されると、出力の最後に --More(NNN%)-- という行のテキストが表示されます。

以下は、複数のページを出力した管理 CLI コマンドの例になります。

/subsystem=undertow:read-resource(recursive=true)
{
    "outcome" => "success",
    "result" => {
      "default-security-domain" => "other",
      "default-server" => "default-server",
      "default-servlet-container" => "default",
      "default-virtual-host" => "default-host",
      "instance-id" => expression "${jboss.node.name}",
      "statistics-enabled" => false,
  Pre    "application-security-domain" => {"other" => {
          "enable-jacc" => false,
          "http-authentication-factory" => "application-http-authentication",
          "override-deployment-config" => false,
          "setting" => undefined
      }},
      "buffer-cache" => {"default" => {
          "buffer-size" => 1024,
          "buffers-per-region" => 1024,
--More(7%)--

複数ページの出力での移動

複数ページの出力を示すテキストが表示されている場合、以下のオプションの 1 つを使用して、続行することができます。

  • Enter または下矢印を押して、1 行ずつ出力を移動します。
  • スペースバーまたは PgDn を押して、出力の次のページに移動します。
  • PgUp を押して、出力の前のページに戻ります。
  • Home を押して、出力の最初に戻ります。
  • End を押して、出力の最後の行に移動します。
  • q を入力して、コマンドを中断し、終了します。
注記

Windows では、PgUpPgDnHome、および End キーは Windows Server 2016 より利用できるようになりました。他のオペレーティングシステムでは問題はありません。

複数ページの出力の検索

複数ページの出力内でテキストを検索することができます。

  1. スラッシュ (/) を使用して検索を開始します。
  2. 検索するテキストを入力し、Enter を押して検索します。

    • n を押すと、次の検索結果に移動します。
    • N を押すと、前の検索結果に移動します。

また、上および下矢印を使用して検索履歴を閲覧することもできます。