4.9. 操作ヘッダーの指定

操作ヘッダーを指定すると、操作実行方法の特定の内容を制御することができます。以下の操作ヘッダーを使用することができます。

allow-resource-service-restart

操作の変更を反映するために、再起動な必要なランタイムサービスを再起動するかどうか。デフォルトは false です。

警告

allow-resource-service-restart=true ヘッダーを使用すると、必要なサービスが再起動するまでエンドユーザーリクエストの処理が中断される可能性があります。

blocking-timeout
操作がロールバックされる前に、操作の完了プロセス中の任意の時点で操作がブロックする最大時間 (秒単位)。デフォルトでは 300 秒に設定されています。
roles
操作を呼び出すユーザーに通常関連付けられるロールの代わりに、アクセス制御の決定時に使用される RBAC ロールのリスト。これは、呼び出し側のパーミッションを減らす場合のみ使用され、増やす場合には使用されないことに注意してください。
rollback-on-runtime-failure
永続化設定の変更をランタイムサービスに適用できなかった場合に、設定の変更を元に戻すかどうか。デフォルトは true です。
rollout
管理対象ドメインのデプロイメントのロールアウト計画。詳細は、JBoss EAP設定ガイドロールアウト計画の使用を参照してください。

例: 操作ヘッダーを使用したアプリケーションのデプロイメント

deployment deploy-file /path/to/DEPLOYMENT.war --headers={allow-resource-service-restart=true}

例: 操作ヘッダーを使用したリソースの削除

/subsystem=infinispan/cache-container=test:remove() {allow-resource-service-restart=true}

セミコロン (;) を使用して複数の操作ヘッダーを区切ります。