A.4. 管理 CLI 操作

以下の表には、ルート (/) で使用できる管理 CLI 操作が記載されています。特定のリソースに使用できる実際の操作はリソースごとに異なり、操作モード (スタンドアロンサーバーまたは管理対象ドメイン) によっても異なります。

操作はコロン (:) を使用して呼び出されます。リソースに使用できる操作は、read-operation-names 操作を使用するか、コロンの後でタブ補完を使用すると表示できます。操作の詳細は read-operation-description 操作を使用すると表示できます。以下に例を示します。

:read-operation-description(name=write-attribute)

表A.4 管理 CLI 操作

操作名説明

add-namespace

名前空間接頭辞のマッピングを namespaces 属性のマップに追加します。

add-schema-location

スキーマロケーションのマッピングを schema-locations 属性のマップに追加します。

clean-obsolete-content

コンテンツリポジトリーから参照されなくなったクリーンなコンテンツ。

delete-snapshot

snapshots ディレクトリーからサーバー設定のスナップショットを削除します。

full-replace-deployment

利用可能なコンテンツの一覧に以前アップロードしたデプロイメントのコンテンツを追加し、ランタイムで同じ名前の既存コンテンツを置き換え、利用可能なコンテンツの一覧からこの置き換えたコンテンツを削除します。

list-add

list 属性へエントリーを追加します。

list-clear

list 属性からすべてのエントリーを消去します。

list-get

list 属性からエントリーを取得します。

list-remove

list 属性からエントリーを削除します。

list-snapshots

snapshots ディレクトリーに保存されたサーバー設定のスナップショットを一覧表示します。

map-clear

map 属性からすべてのエントリーを消去します。

map-get

map 属性からエントリーを取得します・

map-put

map 属性にエントリーを追加します。

map-remove

map 属性からエントリーを削除します。

product-info

現在のサーバーインストールの概要を返します。

query

リソースをクエリーします。

read-attribute

選択したリソースの属性の値を表示します。

read-attribute-group

選択したグループの属性の値を表示します。

read-attribute-group-names

選択したリソースの配下にある属性グループの名前をすべて表示します。

read-children-names

指定の型を持つ選択したリソースの配下にある子の名前をすべて表示します。

read-children-resources

指定の型を持つリソースの子リソースすべてに関する情報を表示します。

read-children-types

選択したリソースの配下にある子すべての型名を表示します。

read-config-as-xml

現在の設定を XML 形式で表示します。

read-operation-description

指定リソースの操作の詳細を表示します。

read-operation-names

指定リソースに使用できる操作すべての名前を表示します。

read-resource

リソースの属性値と、その子リソースに関する基本情報または完全情報を表示します。

read-resource-description

リソースの属性、子の型、および操作の詳細を表示します。

reload

すべてのサービスを終了し、再起動することでサーバーをリロードします。

reload-servers

ドメインで現在稼働中のサーバーをすべてリロードします。

remove-namespace

namespaces 属性マップから名前空間接頭辞のマッピングを削除します。

remove-schema-location

schema-locations 属性マップからスキーマロケーションのマッピングを削除します。

replace-deployment

ランタイムの既存のコンテンツを新しいコンテンツに置き換えます。新しいコンテンツを事前にデプロイメントコンテンツリポジトリーにアップロードする必要があります。

resolve-expression

式を入力 (または式へ解析できる文字列) として受け入れ、ローカルシステムプロパティーおよび環境変数に対して解決します。

resolve-expression-on-domain

式を入力 (または式へ解析できる文字列) として受け入れ、ドメインのすべてのサーバー上でローカルシステムプロパティーおよび環境変数に対して解決します。

resolve-internet-address

インターフェイス解決基準を取り、その基準と一致するローカルマシンの IP アドレスを見つけます。一致する IP アドレスが見つからない場合は失敗します。

restart-servers

このドメインで稼働中のサーバーをすべて再起動します。

resume

中断されたサーバーでの通常操作を再開します。

resume-servers

ドメインのすべてのサーバー上で処理を再開します。

shutdown

System.exit(0) への呼び出しにより、サーバーをシャットダウンします。

start-servers

管理対象ドメインで現在稼働していない設定済みのサーバーをすべて開始します。

stop-servers

管理対象ドメインで現在稼働しているサーバーをすべて停止します。

suspend

サーバーの操作を正常に中断します。現在のリクエストはすべて通常どおり完了しますが、新しいリクエストは許可されません。

suspend-servers

ドメインのサーバーをすべて中断します。現在の操作はすべて完了し、新しい操作を受け入れません。

take-snapshot

サーバー設定のスナップショットを作成し、snapshots ディレクトリーに保存します。

undefine-attribute

選択したリソースの属性値を undefined に設定します。

upload-deployment-bytes

含まれたバイトアレイのデプロイメントコンテンツをデプロイメントコンテンツリポジトリーに追加すべきであることを示します。この操作は、コンテンツをランタイムにデプロイすべきかは指定していません。

upload-deployment-stream

対象入力ストリームインデックスで利用可能なデプロイメントコンテンツをデプロイメントコンテンツレポジトリーに追加すべきか指定します。この操作は、コンテンツをランタイムにデプロイすべきかは指定していません。

upload-deployment-url

対象の URL で利用可能なデプロイメントコンテンツをデプロイメントコンテンツリポジトリーに追加すべきかを指定します。この操作は、コンテンツをランタイムにデプロイすべきかは指定していません。

validate-address

指定のアドレスを持つリソースが存在するかどうかを確認します。

validate-operation

説明にしたがい、操作が有効であるかを検証します。存在するエラーは、操作の failure-description に表示されます。

whoami

現在認証されたユーザーの ID を返します。

write-attribute

選択したリソースの属性値を設定します。