10.2. デプロイメントでの既存の Undertow ハンドラーの使用
Undertow は、JBoss EAP にデプロイされたすべてのアプリケーションと使用できる、デフォルトのハンドラーセットを提供します。
デプロイメントでハンドラーを使用するには、WEB-INF/undertow-handlers.conf
ファイルを追加する必要があります。
例: WEB-INF/undertow-handlers.conf
ファイル
allowed-methods(methods='GET')
また、特定のケースで指定のハンドラーを提供するために、すべてのハンドラーは任意の述語を取ることもできます。
例: 任意の述語がある WEB-INF/undertow-handlers.conf
ファイル
path('/my-path') -> allowed-methods(methods='GET')
上記の例では、allowed-methods
ハンドラーのみがパス /my-path
に適用されます。
Undertow ハンドラーのデフォルトパラメーター
一部のハンドラーにはデフォルトのパラメーターがあり、名前を使用せずにハンドラー定義でそのパラメーターの値を指定できます。
例: デフォルトのパラメーターを使用する WEB-INF/undertow-handlers.conf
ファイル
path('/a') -> redirect('/b')
また、WEB-INF/jboss-web.xml
ファイルを更新して 1 つまたは複数のハンドラーの定義を含めることもできますが、WEB-INF/undertow-handlers.conf
を使用することが推奨されます。
例: WEB-INF/jboss-web.xml
ファイル
<jboss-web> <http-handler> <class-name>io.undertow.server.handlers.AllowedMethodsHandler</class-name> <param> <param-name>methods</param-name> <param-value>GET</param-value> </param> </http-handler> </jboss-web>
提供される Undertow ハンドラーの完全リストは 提供される Undertow ハンドラー を参照してください。