11.2. ページファイル

複数のファイルにメッセージを格納するファイルシステムの各アドレスには、個別のフォルダーがあります。メッセージを格納するこれらのファイルは、ページファイルと呼ばれます。各ファイルには page-size-bytes 属性で設定された最大設定メッセージサイズに達するまでメッセージが収容されます。

システムは必要に応じてページファイルを移動して、ページのメッセージがすべてクライアントに受信されるとすぐにページファイルを削除します。

警告

パフォーマンス上の理由から、JBoss EAP メッセージングではページングされたメッセージをスキャンしません。したがって、メッセージをグループ化するか最新値を提供するように設定されたキューのページングは無効にする必要があります。また、メッセージの優先度付けとメッセージセレクターは、ページングが有効になっているキューでは期待したように動作しません。期待したように動作させるにはこの機能のページングを無効にする必要があります。

たとえば、キューからメッセージを読み込むメッセージセレクターをコンシューマーが持っている場合、そのセレクターと一致するメモリーのメッセージのみがコンシューマーに配信されます。コンシューマーがこれらのメッセージの配信を確認すると、新しいメッセージがページから分離され、メモリーに読み込まれます。ページファイルにおいてディスクのコンシューマーのセレクターと一致するメッセージがあっても、JBoss EAP メッセージングは、別のコンシューマーがメモリー内のメッセージを読み込み、空き領域を利用できるようになるまでメッセージをメモリーに読み込みしません。空き領域が使用できない場合、セレクターを使用しているコンシューマーは新しいメッセージを受信しない場合があります。