第33章 メッセージング統計の監視
messaging-activemq
サブシステムのメッセージングサーバーの統計収集が 有効 になっている場合、メッセージングサーバーのリソースに関する ランタイム統計を表示 できます。
33.1. メッセージング統計の有効化
パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があるため、messaging-activemq
サブシステムの統計収集はデフォルトで有効になっていません。キューのメッセージ数やキューに追加されたメッセージ数など、基本情報を取得するためにキュー統計を有効にする必要はありません。これらの統計は、statistics-enabled
を true
に設定しなくてもキュー属性を使用して利用できます。
追加の統計収集は、管理 CLI または 管理コンソール を使用して有効にできます。
管理 CLI を使用したメッセージング統計の有効化
以下の管理 CLI コマンドは、default
メッセージングサーバーの統計の収集を有効にします。
/subsystem=messaging-activemq/server=default:write-attribute(name=statistics-enabled,value=true)
プールされた接続ファクトリーの統計は、他のメッセージングサーバー統計とは別に有効になります。以下のコマンドを使用して、プールされた接続ファクトリーの統計を有効にします。
/subsystem=messaging-activemq/server=default/pooled-connection-factory=activemq-ra:write-attribute(name=statistics-enabled,value=true)
変更を反映するためにサーバーをリロードします。
管理コンソールを使用したメッセージング統計の有効化
管理コンソールを使用してメッセージングサーバーの統計収集を有効にするには、以下の手順に従います。
- 設定 → サブシステム → Messaging (ActiveMQ) → サーバーに移動します。
- サーバーを選択し、表示をクリックします。
- 統計タブの下の編集をクリックします。
- Statistics Enabled フィールドを ON に設定し、保存をクリックします。
プールされた接続ファクトリーの統計は、他のメッセージングサーバー統計とは別に有効になります。プールされた接続ファクトリーの統計収集を有効にするには、以下の手順に従います。
- 設定 → サブシステム → Messaging (ActiveMQ) → サーバーに移動します。
- サーバーを選択し、接続を選択し、表示をクリックします。
- Pooled Connection Factory タブを選択します。
- プールされた接続ファクトリーを選択し、属性タブで 編集をクリックします。
- Statistics Enabled フィールドを ON に設定し、保存をクリックします。
- 変更を反映するためにサーバーをリロードします。