22.2. JMS を使用したメッセージグループの設定

JMSXGroupID プロパティーは、Java Messaging Service (JMS) クライアントのメッセージグループを特定するために使用されます。別のメッセージを持つメッセージグループを 1 つのコンシューマーに送信する場合は、異なるメッセージに対して同じ JMSXGroupID を設定することができます。

Message message = ...
message.setStringProperty("JMSXGroupID", "Group-0");
producer.send(message);

message = ...
message.setStringProperty("JMSXGroupID", "Group-0");
producer.send(message);

別の方法としては、クライアントによって使用される connection-factoryauto-group または group-id のいずれかの属性を使用することができます。

auto-grouptrue に設定すると、その connection-factory を介して送信されたすべてのメッセージにランダムな一意のメッセージグループ識別子を使用するようになります。管理 CLI を使用して auto-group 属性を設定できます。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/connection-factory=RemoteConnectionFactory:write-attribute(name=auto-group,value=true)

その接続ファクトリーを介して送信されたすべてのメッセージに対して、group-id 属性によって JMSXGroupID プロパティーが指定された値に設定されます。接続ファクトリーに特定の group-id を設定するには、管理 CLI を使用します。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/connection-factory=RemoteConnectionFactory:write-attribute(name=group-id,value="Group-0")