25.2. 重複 ID キャッシュの設定
サーバーは、各アドレスに送信される _AMQ_DUPL_ID
プロパティーの受信値のキャッシュを維持します。各アドレスは独自のアドレスキャッシュを維持します。
キャッシュのサイズは固定です。キャッシュの最大サイズは id-cache-size
属性を使用して設定します。このパラメーターのデフォルト値は 20000
要素です。キャッシュの最大サイズが n
要素の場合は、(n + 1
) 番目の ID が保存され、キャッシュ内の要素 0
が上書きされます。この値は、以下の管理 CLI コマンドを使用して設定します。
/subsystem=messaging-activemq/server=default:write-attribute(name=id-cache-size,value=SIZE)
キャッシュは、ディスクに永続的に残るように設定することもできます。これを設定するには、以下の管理 CLI コマンドを使用して persist-id-cache
属性を設定します。
/subsystem=messaging-activemq/server=default:write-attribute(name=persist-id-cache,value=true)
この値を true
に設定すると、各 ID は受信時に永続ストレージに永続的に残ります。このパラメーターのデフォルト値は true
です。
注記
メッセージを再送信した場合にキャッシュに保存されている送信済みのメッセージが上書きされないようにするには、重複 ID キャッシュのサイズを大きなサイズに設定します。