第28章 コアブリッジの設定

ブリッジの機能は、ある宛先からメッセージを消費し、通常は異なる JBoss EAP メッセージングサーバー上にある別の宛先に転送します。

ソースサーバーとターゲットサーバーは同じクラスターに置く必要はありません。このため、たとえば WAN やインターネットを介して、接続が信頼できない場合に、あるクラスターから別のクラスターに確実にメッセージを送信するのにブリッジングが適しています。

ブリッジには障害に対する回復力が組み込まれているため、ネットワーク障害などの理由でターゲットサーバー接続が失われた場合、ブリッジは、オンラインに戻るまでターゲットへの接続を再試行します。オンラインに戻ると、通常どおりに操作を再開します。

ブリッジとは、2 つの別個の JBoss EAP メッセージングサーバーを確実に相互接続する方法です。コアブリッジでは、ソースサーバーとターゲットサーバーの両方が JBoss EAP 7 メッセージングサーバーである必要があります。

注記

コアブリッジを JMS ブリッジと混同しないようにしてください。コアブリッジは、2 つの JBoss EAP メッセージングインスタンスをブリッジするのに使用され、コア API を使用します。JMS ブリッジは、JMS 1.1 準拠の 2 つの JMS プロバイダーをブリッジするのに使用でき、JMS API を使用します。可能な場合は、JMS ブリッジではなく、コアブリッジを使用することが推奨されます。

以下の例は、JBoss EAP メッセージングコアブリッジの設定を示しています。

<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:messaging-activemq:4.0">
  <server name="default">
    ...
    <bridge name="my-core-bridge" static-connectors="bridge-connector" queue-name="jms.queue.InQueue"/>
    ...
  </server>
</subsystem>

以下の管理 CLI コマンドを使用して、このコアブリッジを追加できます。コアブリッジを定義する際は、queue-name を定義し、static-connectors または discovery-group のいずれかを定義する必要があることに注意してください。設定可能な属性の完全なリストは、付録の表を参照してください。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/bridge=my-core-bridge:add(static-connectors=[bridge-connector],queue-name=jms.queue.InQueue)

28.1. 重複検出のためのコアブリッジの設定

コアブリッジは、メッセージをターゲットに転送する前に、一意の重複 ID 値 (メッセージ内にまだない場合) を自動的に追加するように設定できます。重複メッセージ検出にコアブリッジを設定するには、use-duplicate-detection 属性を true (デフォルト値) に設定します。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/bridge=my-core-bridge:write-attribute(name=use-duplicate-detection,value=true)