A.3. RPM サービス設定プロパティー
以下の表は、JBoss EAP RPM サービスで使用できる設定プロパティーと、そのデフォルト値のリストになります。
同じ名前のプロパティーが RPM サービス設定ファイル (例: /etc/sysconfig/eap7-standalone
) と JBoss EAP 起動設定ファイル (例:EAP_HOME/bin/standalone.conf
) にある場合、JBoss EAP 起動設定ファイルのプロパティーの値が優先されます。このようなプロパティーの 1 つが JAVA_HOME
です。
表A.4 RPM サービス設定プロパティー
プロパティー | 説明 |
---|---|
JAVA_HOME | Java Runtime Environment がインストールされたディレクトリー。
デフォルト値: |
JAVAPTH | Java 実行可能ファイルがインストールされたパス。
デフォルト値: |
WILDFLY_STARTUP_WAIT | start または restart コマンドを受け取った後にサーバーが正常に起動されたことを確認するまで、初期化スクリプトが待機する秒数。このプロパティーは、Red Hat Enterprise Linux 6 のみに適用されます。
デフォルト値: |
WILDFLY_SHUTDOWN_WAIT | stop または restart コマンドの受信時、続行する前に初期化スクリプトがサーバーのシャットダウンを待機する秒数。このプロパティーは、Red Hat Enterprise Linux 6 のみに適用されます。
デフォルト値: |
WILDFLY_CONSOLE_LOG | CONSOLE ログハンドラーがリダイレクトされるファイル。
デフォルト値: スタンドアロンサーバーの場合は |
WILDFLY_SH | JBoss EAP サーバーを起動するために使用されるスクリプト。
デフォルト値: スタンドアロンサーバーの場合は |
WILDFLY_SERVER_CONFIG | 使用するサーバー設定ファイル。
このプロパティーにはデフォルト値がありません。開始時に |
WILDFLY_HOST_CONFIG |
管理対象ドメインでは、このプロパティーによってユーザーはホスト設定ファイル ( |
WILDFLY_MODULEPATH | JBoss EAP モジュールディレクトリーのパス。
デフォルト値: |
WILDFLY_BIND |
パブリックインターフェイスのバインドアドレスを設定するために使用される |
WILDFLY_OPTS | 起動時に含む追加の引数。以下に例を示します。 -Dorg.wildfly.openssl.path=PATH_TO_OPENSSL_LIBS
|