3.7.2. 標準パスの上書き

jboss.server.* または jboss.domain.* で始まる標準パスのデフォルトの場所を上書きできます。これには 2 つの方法があります。

  • サーバーの起動時にコマンドライン引数を渡します。例を以下に示します。

    $ EAP_HOME/bin/standalone.sh -Djboss.server.log.dir=/var/log
  • standalone.conf または domain.conf のいずれかのサーバー設定ファイルで JAVA_OPTS 変数を変更し、新しい場所が含まれるようにします。例を以下に示します。

    JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Djboss.server.log.dir=/var/log"
管理対象ドメインの標準パスの上書き

この例の目的は、/opt/jboss_eap/domain_data ディレクトリーにドメインファイルを格納し、各トップレベルディレクトリーにカスタム名を付けることです。デフォルトのディレクトリーグルーピングである by-server が使用されます。

  • ログファイルは all_logs サブディレクトリーに格納します。
  • データファイルは all_data サブディレクトリーに格納します。
  • 一時ファイルは all_temp サブディレクトリーに格納します。
  • サーバーのファイルは all_servers サブディレクトリーに格納します。

この設定を行うには、JBoss EAP の起動時に複数のシステムプロパティーを上書きします。

$ EAP_HOME/bin/domain.sh -Djboss.domain.temp.dir=/opt/jboss_eap/domain_data/all_temp -Djboss.domain.log.dir=/opt/jboss_eap/domain_data/all_logs -Djboss.domain.data.dir=/opt/jboss_eap/domain_data/all_data -Djboss.domain.servers.dir=/opt/jboss_eap/domain_data/all_servers

この結果、パス構造は次のようになります。

/opt/jboss_eap/domain_data/
               ├── all_data
               ├── all_logs
               ├── all_servers
               │   ├── server-one
               │   │   ├── data
               │   │   ├── log
               │   │   └── tmp
               │   └── server-two
               │       ├── data
               │       ├── log
               │       └── tmp
               └── all_temp