11.3.3. ログハンドラー

ログハンドラーはキャプチャーしたメッセージの記録方法を定義します。使用できるログハンドラーの種類は consolefileperiodicsizeperiodic sizesyslogcustom、および async です。

注記

ログハンドラーは、アクティブにするために少なくとも 1 つのロガーに追加する必要があります。

ログハンドラーの種類
Console
Console ログハンドラーは、ログメッセージをホストオペレーティングシステムの標準出力 (stdout) または標準エラー (stderr) ストリームに書き込みます。これらのメッセージは、JBoss EAP がコマンドラインプロンプトから実行された場合に表示されます。オペレーティングシステムで標準出力または標準エラーストリームをキャプチャーするように設定されていない限り、Console ログハンドラーからのメッセージは保存されません。
File
File ログハンドラーは、ログメッセージを指定のファイルに書き込みます。
Periodic
Periodic ログハンドラーは、指定した時間が経過するまで、ログメッセージを指定ファイルに書き込みます。その時間が経過した後、指定のタイムスタンプが追記されてファイルの名前が変更され、 ハンドラーは元の名前で新規作成されたログファイルに書き込みを継続します。
Size
Size ログハンドラーは、指定したファイルが指定したサイズに達するまで、そのファイルにログメッセージを書き込みます。ファイルが指定したサイズに達すると、数値の接尾辞が付いて名前が変更され、ハンドラーは元の名前で新規作成されたログファイルに書き込みを継続します。各サイズログハンドラーは、この方式で保管されるファイルの最大数を指定する必要があります。
Periodic Size

Periodic Size ログハンドラーは、ファイルが指定のサイズに達するまで、または指定の期間が経過するまで、ログメッセージを名前の付いたファイルに書き込みます。その後、ファイルの名前が変更され、ハンドラーは元の名前で新規作成されたログファイルに書き込みを継続します。

これは Periodic と Size ログハンドラーの組み合わせで、組み合わされた属性をサポートします。

Syslog
syslog ハンドラーは、リモートのロギングサーバーへメッセージを送信するために使用できます。これにより、複数のアプリケーションが同じサーバーにログメッセージを送信でき、そのサーバーですべてのログメッセージを解析できます。
Socket
ソケットログハンドラーを使用して、ログメッセージをソケット上でリモートロギングサーバーに送信できます。ソケットは TCP または UDP ソケットになります。
Custom
カスタムログハンドラーにより、実装された新たなタイプのログハンドラーを設定することができます。カスタムハンドラーは、java.util.logging.Handler を拡張する Java クラスとして実装し、モジュール内に格納する必要があります。Log4J アペンダーをカスタムログハンドラーとして使用することもできます。
Async
Async ログハンドラーは、 単一または複数のログハンドラーを対象とする非同期動作を提供するラッパーログハンドラーです。Async ログハンドラーは、待ち時間が長かったり、ネットワークファイルシステムへのログファイルの書き込みなどにパフォーマンス上の問題があるログハンドラーに対して有用です。

各ログハンドラーの設定に関する詳細は、「ログハンドラーの設定」の項を参照してください。