24.9.2. ISAPI コネクターがクライアントリクエストを JBoss EAP に送信するよう設定

このタスクでは、JBoss EAP サーバーのグループが ISAPI コネクターからのリクエストを受け入れるよう設定します。ロードバランシングまたは高可用性フェイルオーバーの設定は含まれません。

この設定は IIS サーバーで行われ、外部 Web サーバーからのリクエストを許可するよう JBoss EAP が設定されていることを前提としています。また、IIS への完全な管理者アクセスが必要で、IIS が ISAPI コネクターを使用するよう設定されている必要があります。

プロパティーファイルの作成およびリダイレクトの設定
  1. ログ、プロパティーファイル、およびロックファイルを格納するディレクトリーを作成します。

    以下の手順では、ディレクトリー C:\connectors\ の使用を前提としています。異なるディレクトリーを使用する場合は、適切に手順を変更してください。

  2. isapi_redirect.properties ファイルを作成します。

    C:\connectors\isapi_redirect.properties という新しいファイルを作成します。このファイルに次の内容をコピーします。

    # Configuration file for the ISAPI Connector
    # Extension uri definition
    extension_uri=/jboss/isapi_redirect.dll
    
    # Full path to the log file for the ISAPI Connector
    log_file=c:\connectors\isapi_redirect.log
    
    # Log level (debug, info, warn, error or trace)
    log_level=info
    
    # Full path to the workers.properties file
    worker_file=c:\connectors\workers.properties
    
    # Full path to the uriworkermap.properties file
    worker_mount_file=c:\connectors\uriworkermap.properties
    
    #Full path to the rewrite.properties file
    rewrite_rule_file=c:\connectors\rewrite.properties

    rewrite.properties ファイルを使用しない場合は、行の先頭に # 文字を記入して最後の行をコメントアウトします。

  3. uriworkermap.properties ファイルの作成

    uriworkermap.properties ファイルには、デプロイされたアプリケーション URL と、それらへの要求を処理するワーカー間のマッピングが含まれます。以下のサンプルファイルはファイルの構文を示しています。uriworkermap.properties ファイルを C:\connectors\ に格納します。

    # images and css files for path /status are provided by worker01
    /status=worker01
    /images/*=worker01
    /css/*=worker01
    
    # Path /web-console is provided by worker02
    # IIS (customized) error page is used for http errors with number greater or equal to 400
    # css files are provided by worker01
    /web-console/*=worker02;use_server_errors=400
    /web-console/css/*=worker01
    
    # Example of exclusion from mapping, logo.gif won't be displayed
    # !/web-console/images/logo.gif=*
    
    # Requests to /app-01 or /app-01/something will be routed to worker01
    /app-01|/*=worker01
    
    # Requests to /app-02 or /app-02/something will be routed to worker02
    /app-02|/*=worker02
  4. workers.properties ファイルを作成します。

    workers.properties ファイルには、ワーカーラベルとサーバーインスタンス間のマッピング定義が含まれます。このファイルは、 Apache mod_jk ワーカープロパティー 設定で使用される同じファイルの構文を使用します。

    以下は workers.properties ファイルの例になります。ワーカー名、worker01、および worker02 は、JBoss EAP の undertow サブシステムで設定された instance-id に一致する必要があります。

    このファイルを C:\connectors\ ディレクトリーに格納してください。

    # An entry that lists all the workers defined
    worker.list=worker01, worker02
    
    # Entries that define the host and port associated with these workers
    
    # First JBoss EAP server definition, port 8009 is standard port for AJP in EAP
    worker.worker01.host=127.0.0.1
    worker.worker01.port=8009
    worker.worker01.type=ajp13
    
    # Second JBoss EAP server definition
    worker.worker02.host=127.0.0.100
    worker.worker02.port=8009
    worker.worker02.type=ajp13
  5. rewrite.properties ファイルを作成します。

    rewrite.properties ファイルには、特定のアプリケーションの単純な URL 書き換えルールが含まれます。以下の例で示されているように、書き換えられたパスは名前と値のペアを使用して指定されます。このファイルを C:\connectors\ ディレクトリーに格納してください。

    #Simple example
    # Images are accessible under abc path
    /app-01/abc/=/app-01/images/
  6. net stop および net start コマンドを使用して IIS サーバーを再起動します。

    C:\> net stop was /Y
    C:\> net start w3svc

アプリケーションごとに、設定した特定の JBoss EAP サーバーにクライアントリクエストを送信するよう IIS サーバーが設定されます。