11.5.4. Size rotating ログハンドラーの設定

ここでは、管理 CLI を使用して Size rotating ログハンドラーを設定する方法を説明します。管理コンソールでは、ConfigurationSubsystemsLoggingConfiguration と選択し、表示 をクリックして HandlerSize Handler と選択すると、Size ログハンドラーを設定することができます。

Size ログハンドラーを設定するために実行する主なタスクは以下のとおりです。

重要

ロギングプロファイルにこのログハンドラーを設定する場合、コマンドの最初は /subsystem=logging/ ではなく /subsystem=logging/logging-profile=LOGGING_PROFILE_NAME/ になります。

さらに、管理対象ドメインで実行している場合はコマンドの前に /profile=PROFILE_NAME を付けます。

Size ログハンドラーの追加

Size ログハンドラーを追加する場合、path および relative-to 属性で構成される file 属性を使用してファイルパスを指定する必要があります。path 属性を使用して名前を含むログのファイルパスを設定します (例: my-log.log)。オプションで relative-to 属性を使用すると path が名前付きのパスと相対的になるよう設定できます (例: jboss.server.log.dir)。

/subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:add(file={path=FILE_PATH,relative-to=RELATIVE_TO_PATH})
Size ログハンドラーの設定

必要性に応じて、以下の Size ログハンドラー属性を 1 つ以上設定する必要がある場合があります。利用できる Size ログハンドラー属性の完全リストと説明は、「Size ログハンドラーの属性」を参照してください。

  • ログレベルを設定します。

    ハンドラーの適切なログレベルを設定します。デフォルトは ALL です。利用できるオプションは、「ログレベル」を参照してください。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=level,value=LEVEL)
  • ローテーションされるログの接尾辞を設定します。

    接尾辞の文字列を設定します。これは yyyy-MM-dd-HH のように java.text.SimpleDateFormat が認識できる形式でなければなりません。ローテーションの周期はこの接尾辞を基に自動的に算出されます。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=suffix, value=SUFFIX)
  • ローテーションサイズを設定します。

    ファイルの最大サイズを設定します。この値を超えるとファイルがローテーションされます。デフォルトは 2 メガバイトを意味する 2m です。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=rotate-size, value=ROTATE_SIZE)
  • 保持するバックアップログの最大数の設定

    保持するバックアップの数を設定します。デフォルト値は 1 です。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=max-backup-index, value=MAX_BACKUPS)
  • 起動時にログをローテーションするかどうかを設定します。

    デフォルトでは、サーバーの再起動時に新しいログファイルは作成されません。サーバーの再起動時にログをローテーションするには、true に設定します。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=rotate-on-boot, value=ROTATE_ON_BOOT)
  • 追加動作を設定します。

    デフォルトでは、サーバーが再起動されたときに JBoss EAP はログメッセージを同じファイルに追加します。サーバーの再起動時にファイルを上書きする場合は append 属性を false に設定します。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=append,value=APPEND)
  • エンコーディングを設定します。

    ハンドラーのエンコーディングを設定します (例: utf-8)。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=encoding,value=ENCODING)
  • ログフォーマッターを設定します。

    ヘッダーの書式設定文字列を設定します。たとえば、デフォルトの書式設定文字列は %d{HH:mm:ss,SSS} %-5p [%c] (%t) %s%e%n です。FORMAT の値は必ず引用符で囲んでください。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=formatter,value=FORMAT)
    注記

    保存されたフォーマッター を参照する場合は named-formatter 属性を使用します。

  • 自動フラッシュを設定します。

    毎回書き込みの後に自動的にフラッシュするかどうかを設定します。デフォルト値は true です。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=autoflush,value=AUTO_FLUSH)
  • フィルター式を設定します。

    ハンドラーのログメッセージをフィルターするために式を設定します。必ずコンマと引用符はエスケープ処理し、引用符で囲むようにしてください。たとえば、以下の置換可能な FILTER_EXPRESSION 変数では、not(match("WFLY")) のフィルター式を "not(match(\"WFLY\"))" に置き換える必要があります。

    /subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:write-attribute(name=filter-spec, value=FILTER_EXPRESSION)

    利用可能なフィルター式の詳細は「フィルター式」の項を参照してください。

Size ログハンドラーのロガーへの割り当て

ログハンドラーをアクティブにするには、ロガーに割り当てる必要があります。

以下の管理 CLI コマンドは Size ログハンドラーをルートロガーに割り当てます。

/subsystem=logging/root-logger=ROOT:add-handler(name=SIZE_HANDLER_NAME)

以下の管理 CLI コマンドは、名前が CATEGORY によって指定されるロガーに Size ログハンドラーを割り当てます。

/subsystem=logging/logger=CATEGORY:add-handler(name=SIZE_HANDLER_NAME)
Size ログハンドラーの削除

ログハンドラーは remove 操作で削除できます。ログハンドラーが現在ロガーまたは Async ログハンドラーに割り当てられている場合は削除できません。

/subsystem=logging/size-rotating-file-handler=SIZE_HANDLER_NAME:remove