3.13. OpenShift

Galleon Feature-packs によるメモリーフットプリントの軽減

メインの JBoss EAP for OpenShift のイメージ設定をカスタマイズすることで、必要な機能のみを含めることができます。このため、メモリーフットプリントを低減することができます。プロビジョニングツール Galleon は、JBoss EAP サーバーにある機能を制御するために選択できる複数のレイヤーを提供します。

さらに、JBoss EAP サーバーの Galleon プロビジョニングの際にインストールされる Galleon feature-packs としてカスタマイズした機能をパッケージ化できます。JBoss EAP for OpenShift Source-to-Image (S2I) の場合は、feature-packs をオフラインでビルドし、それらを Maven にデプロイし、provisioning.xml ファイルで参照することができます。

OpenShift でのアプリケーションディプロイメントを自動化する EAP オペレーター

JBoss EAP では、JBoss EAP 固有のコントローラーである EAP オペレーターを利用して、共通のデプロイメント関連のタスクを自動化できるようになりました。EAP オペレーターは、OpenShift クラスター管理者がオペレーターの検出、インストール、アップグレードに使用する GUI の OperatorHub を使用してインストールできます。

EAP オペレーターのインストール、アンインストール、および使用方法は、『 JBoss EAP for OpenShift Container Platform のスタートガイド』の「 OpenShift でのアプリケーションディプロイメントを自動化する EAP Operator 」を参照 してください。

安全なトランザクションリカバリーおよび EJB リモーティングの EAP オペレーター

EAP オペレーターは、レプリカを縮小し、削除するために clean として Pod をマークする前に、すべてのトランザクションが完了していることを検証することで、アプリケーションクラスターでの安全なトランザクションリカバリーを行えるようにします。

EAP オペレーターは、EJB リモーティングおよびトランザクションリカバリープロセッシングの適切な処理に StatefulSet を使用します。StatefulSet は Pod の再起動後もストレージおよびネットワークのホスト名を永続的に保持します。

EAP オペレーターを使用した安全なトランザクションの回復の詳細は、「 EAP Operator for Safe Transaction Recovery 」を参照してください。EAP オペレーターを使用した EJB リモーティングの設定に関する詳細は、『 JBoss EAP for OpenShift Container Platform のスタートガイド』の「 OpenShift での EJB の設定 」を参照してください。

JVM メモリー設定の計算

JBoss EAP 7.2 以前は、JVM メモリー設定がコンテナー制限よりも高い状態には対応していませんでした。

OpenShift EAP イメージは、コンテナー制限が定義され、JVM メモリー設定がコンテナー制限よりも高い場合に、デフォルトの JVM メモリー設定を算出できるようになりました。

詳細は、『 JBoss EAP for OpenShift Container Platform のスタートガイド』のJVM Memory Configuration 」を参照してください。

セキュアなアーティファクトリポジトリーミラー URL

Maven リポジトリーを使った "man-in-the-middle" 攻撃を回避するために、JBoss EAP ではアーティファクトリポジトリーのミラー URL にセキュアな URL を使用する必要があります。

詳細は、『 JBoss EAP for OpenShift Container Platform のスタートガイド』の「 アーティファクトリポジトリーミラー 」を 参照してください。

新バージョンの ASYM-ENCRYPT

JBoss EAP 7.3 には ASYM_ENCRYPT プロトコルの新しいバージョンが含まれています。以前のバージョンのプロトコルは非推奨になりました。JGROUPS_CLUSTER_PASSWORD 環境変数を指定する場合は、プロトコルの非推奨バージョンが使用され、警告が Pod ログに出力されます。

詳細は、JBoss EAP『 JBoss EAP for OpenShift Container Platform のスタートガイド』のConfiguring ASYM_ENCRYPT 」を参照してください。

IBM System Z での JBoss EAP のサポート

JBoss EAP は、IBM System Z インフラストラクチャーでプロビジョニングされる OpenShift 環境でのみ s390x プラットフォームでサポートされます。システム Z での Red Hat Enterprise Linux のスタンドアロンインストールでの JBoss EAP の実行はサポートされていません。