9.3. JSP 設定

JSP ページが Java バイトコードにコンパイルされる方法を最適化する、Undertow サーブレットコンテナーの JSP 設定オプションがあります。

generate-strings-as-char-arrays
JSP に多くの String 定数が含まれる場合、このオプションを有効にすると String 定数を char アレイに変換してスクリプトレットを最適化します。
optimize-scriptlets
JSP に多くの String 連結が含まれる場合、このオプションを有効にすると各 JSP リクエストの String 連結を削除してスクリプトレットを最適化します。
trim-spaces
JSP に多くの空白が含まれる場合、このオプションを有効にすると HTTP リクエストの空白を減らして、HTTP リクエストのペイロードを削減します。

JSP オプションの設定

これらの Undertow JSP 設定オプションは、管理コンソールまたは管理 CLI を使用して有効にできます。

  • 管理コンソールを使用して有効にする場合:

    1. ConfigurationSubsystemsWeb (Undertow)Servlet Container と選択します。
    2. 設定するサーブレットコンテナーを選択し、表示 をクリックします。
    3. JSP を選択し、Edit をクリックします。
    4. 有効にする各オプションに対して、フィールドを ON に設定し、Save をクリックします。
  • 管理 CLI を使用して有効にする場合は、以下のコマンドを使用します。

    /subsystem=undertow/servlet-container=SERVLET_CONTAINER/setting=jsp/:write-attribute(name=OPTION_NAME,value=true)

    たとえば、default サーブレットコンテナーの generate-strings-as-char-arrays を有効にするには、以下のコマンドを使用します。

    /subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=jsp/:write-attribute(name=generate-strings-as-char-arrays,value=true)