A.3. IO サブシステムの属性
これらの表は、管理モデルで使用される属性名を示しています (管理 CLI を使用している場合など)。XML で使用される名前は管理モデルの名前と異なる場合があるため、XML で使用される要素を EAP_HOME/docs/schema/wildfly-io_2_0.xsd
のスキーマ定義ファイルで確認してください。
表A.4 worker の属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
io-threads | ワーカーに作成する I/O スレッドの数。指定のない場合は、スレッドの数が CPU の数の 2 倍に設定されます。 | |
stack-size | 0 | ワーカースレッドへの使用を試みるスタックサイズ (バイト単位)。 |
task-keepalive | 60000 | コアでないタスクスレッドを生存状態にするミリ秒数。 |
task-core-threads | 2 | コアタスクスレッドプールのスレッド数。 |
task-max-threads |
ワーカータスクスレッドプールの最大スレッド数。指定のない場合は、 |
表A.5 buffer-pool の属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
注記 IO バッファープールは JBoss EAP 7.2 で非推奨になりました。現在のリリースでもデフォルトで設定されていますが、今後のリリースで Undertow バイトバッファープールに置き換えられる予定です。バイトバッファープールの属性リストは、JBoss EAP『設定ガイド』の「バイトバッファープールの属性」を参照してください。 | ||
buffer-size | 各バッファースライスのサイズ (バイト単位)。指定のない場合は、以下のようにシステムで利用できる RAM を基にサイズが設定されます。
この属性に対するパフォーマンスチューニングのアドバイスは、「バッファープールの設定」を参照してください。 | |
buffers-per-slice | 大型のバッファーをいくつのスライス (セクション) に分割するか。これは、多数の個別のバッファーに割り当てするよりもメモリーの効率がよくなります。指定のない場合、システムで利用可能な RAM を基にしてスライスの数が設定されます。
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direct-buffers | バッファープールが直接バッファーを使用するかどうか。多くの場合で NIO を使用するとより高速になります。 直接バッファーをサポートしないプラットフォームがあることに注意してください。 |
Revised on 2019-11-27 13:00:34 CET