第2章 移行の準備
2.1. 準備の概要
JBoss EAP 7 では、JBoss EAP 6 のアプリケーションへの後方互換性確立が取り組まれています。しかし、JBoss EAP 7 で非推奨なった機能や削除された機能がアプリケーションによって使用される場合は、アプリケーションコードの変更が必要になることがあります。
さらに、本リリースには JBoss EAP 7 アプリケーションのデプロイメントに影響する可能性がある複数の変更が含まれています。移行について調査し、計画を立ててからアプリケーションを移行することが推奨されます。
- Java EE 8 の機能を理解するようにしてください。
- JBoss EAP 6.4 から移行する場合は、Java EE 7 の機能も理解するようにしてください。
- JBoss EAP 7 の新機能を確認してください。
- 非推奨の機能およびサポートされない機能のリストを確認してください。
- JBoss EAP 7 の『スタートガイド』をお読みください。
- 移行に便利なツールを確認してください。
機能の変更、開発の資料、および移行に便利なツールについて理解したら、アプリケーションとサーバー設定を評価し、JBoss EAP 7 で実行するために必要な変更について判断します。