4.12. threads サブシステム設定の移行

JBoss EAP 6 のサーバー設定には、サーバーの異なるサブシステムにまたがってスレッドプールを管理するために使用される threads が含まれていました。

threads サブシステムは JBoss EAP 7 では利用できないようになりました。この代わりに、各サブシステムが独自のスレッドプールを管理します。

infinispan サブシステムのスレッドプールを設定する方法は、JBoss EAP『設定ガイド』の「Infinispan スレッドプールの設定」を参照してください。

jgroups サブシステムのスレッドプールを設定する方法は、JBoss EAP『設定ガイド』の「JGroups スレッドプールの設定」を参照してください。

JBoss EAP 6 では、threads サブシステムに定義された executorを参照して web サブシステムのコネクターおよびリスナーのスレッドプールを設定しました。JBoss EAP 7 では、io サブシステムに定義された worker を参照して undertow サブシステムのスレッドプールを設定します。詳細は、JBoss EAP『設定ガイド』の「IO サブシステムの設定」を参照してください。

remoting サブシステムのスレッドプール設定の変更に関する詳細は、本ガイドの「Remoting サブシステム設定の移行」と、JBoss EAP『設定ガイド』の「エンドポイントの設定」を参照してください。