6.5. OSGi サポートの廃止

JBoss EAP 6.0 GA の最初のリリースには、OSGi 仕様の実装である JBoss OSGi がテクノロジープレビューとして含まれていました。JBoss EAP 6.1.0 では、JBoss OSGi はテクノロジープレビューからサポート対象外に格下げされました。

JBoss EAP 6.1.0 では、configadmin および osgi 拡張モジュールとスタンドアロンサーバーのサブシステム設定が個別の EAP_HOME/standalone/configuration/standalone-osgi.xml 設定ファイルに移されました。サポート対象外であるこの設定ファイルを移行すべきではないため、JBoss OSGi サポートの廃止はスタンドアロンサーバー設定の移行には影響しないはずです。他のスタンドアロン設定ファイルを編集して osgi または configadmin を設定した場合は、その設定を削除する必要があります。

管理対象ドメインでは、 JBoss EAP 6.1.0 リリースで osgi 拡張およびサブシステム設定が EAP_HOME/domain/configuration/domain.xml ファイルから削除されました。しかし、configadmin モジュール拡張およびサブシステム設定は EAP_HOME/domain/configuration/domain.xml ファイルから削除されていません。この設定は JBoss EAP 7 ではサポートされないため、削除する必要があります。