5.15. カスタムアプリケーションバルブの移行
カスタムバルブまたは jboss-web.xml
XML ファイルで定義されたバルブは、手動で移行する必要があります。これには、org.apache.catalina.valves.ValveBase
クラスを拡張して作成されたバルブや、jboss-web.xml
記述子ファイルの <valve>
要素で設定されたバルブが含まれます。
重要
jboss-web.xml
ファイルに定義されたカスタムバルブおよびバルブは、対応する Undertow のビルトインハンドラーで書き直すか、置き換える必要があります。Undertow ハンドラーへのバルブのマッピングに関する詳細は「JBoss Web バルブの移行」を参照してください。
認証バルブは、Undertow ビルトイン認証メカニズムを使用して手動で置き換える必要があります。
デプロイメントで設定されたバルブの移行
JBoss EAP 6 では、カスタムバルブを jboss-web.xml
web アプリケーション記述子ファイルで設定するとアプリケーションレベルで定義することができました。JBoss EAP 7 では、Undertow ハンドラーを使用して定義することもできます。
以下は、JBoss EAP 6 の jboss-web.xml
ファイルに設定されたバルブの例になります。
<jboss-web> <valve> <class-name>org.jboss.examples.MyValve</class-name> <param> <param-name>myParam</param-name> <param-value>foobar</param-value> </param> </valve> </jboss-web>
JBoss EAP でカスタムハンドラーを作成および設定する方法の詳細は、JBoss EAP『開発ガイド』の「カスタムハンドラーの作成」を参照してください。
カスタムオーセンティケーターバルブの移行
オーセンティケーターバルブを移行する方法については、「オーセンティケーターバルブの移行」を参照してください。