5.2. 新しい JBoss EAP サーバーへのログの移行
要件
transactions
サブシステムが新旧の JBoss EAP で同一に設定されるようにします。ログのリカバリーにはリカバリーされたログによって使用されるデータソースへのアクセスが必要であるため、この同一の設定には JTA データソースのリストが含まれます。
5.2.1. ファイルベースのログストレージの移行
トランザクションマネージャーのログを新しい JBoss EAP サーバーに移行するには、ログを新しい JBoss EAP サーバーにコピーします。
以下のコマンドを使用するとファイルベースのログをコピーできます。
-
EAP_HOME
ディレクトリーを参照します。 以下のコマンドを使用してログのアーカイブを作成します。
$ tar -cf logs.tar ./standalone/data/tx-object-store
以下のコマンドを使用して、アーカイブしたログを新しい
EAP_HOME
ディレクトリーで展開します。$ tar -xf logs.tar -C NEW_EAP_HOME
5.2.2. JDBC ストアベースのログストレージの移行
- 新しい JBoss EAP サーバーを設定すると、「JDBC データソースをトランザクションオブジェクトストアとして使用」に説明のある古いデータベースおよびテーブルを使用することができます。
または、トランザクションログに使用するデータベースとテーブルを特定することもできます。その後、SQL ツールを使用してテーブルをバックアップし、新しいデータベースに復元できます。
注記SQL クエリーツールは、JBoss EAP に同梱されている
h2
JAR ファイルにあります。