1.3. Java Enterprise Edition 8

Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) は、Java アプリケーションの実行および開発を行うための API とランタイム環境を両方提供する、標準ベースのエンタープライズプラットフォームです。この目的は、簡単に消費できるフレームワークに豊富なエンタープライズ機能を提供してボイラープレートを排除し、技術的な負担を削減することで、開発者の生産性を向上することです。Java EE を構成するフレームワークの組み合わせは厳しくテストされています。

JSR 366 をベースとする Java EE 8 は Java EE 7 上に構築されます。本リリースでは主に、現在のアプリケーションに必要な API およびプログラミングモデルを向上することに焦点を置きました。Java EE 8 (JSR 366) の仕様の他に、以下の仕様が Java EE 8 で新規導入または更新されました。

  • JSR 250: Common Annotations 1.3
  • JSR 338: Java Persistence 2.2
  • JSR 356: Java API for WebSocket 1.1
  • JSR 365: Contexts and Dependency Injection (CDI) 2.0
  • JSR 367: The Java API for JSON Binding (JSON-B) 1.0
  • JSR 369: Java Servlet 4.0
  • JSR 370: Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) 2.1
  • JSR 372: JavaServer Faces (JSF) 2.3
  • JSR 374: Java API for JSON Processing (JSON-P) 1.1
  • JSR 375: Java EE Security API 1.0
  • JSR 380: Bean Validation 2.0
  • JSR 919: JavaMail 1.6