3.2.9. サービススタイルデプロイメントの変更

3.2.9.1. サービススタイルデプロイメントを使用するアプリケーションの更新

概要

以前のバージョンの Red Hat JBoss Enterprise Application Platform では、MBean はコアアーキテクチャーの一部でした。JBoss 固有の jboss-service.xml および jboss-beans.xml サービススタイル記述子を使用する JBoss Service Archive (SAR) デプロイメントは、JBoss Bean を基に MBean を作成するため、アプリケーションサーバーによって使用されました。JBoss EAP 6 では内部のアーキテクチャーが変更になり、MBean JMX アーキテクチャーをベースにしないようになりました。MBean はコアアーキテクチャーの一部ではなくなり、管理 API のラッパーになりました。

ご使用のアプリケーションがサービススタイルデプロイメント記述子を使用する場合、そのアプリケーションによって定義された MBean のみに依存し、JBoss 管理 API MBean ラッパーに依存しなければ JBoss EAP 6 でも動作する可能性があります。JBoss EAP 6 では、SAR は別の SAR デプロイメントによって作成された MBean のみで MBean の依存関係を宣言できます。そのため、ご使用のアプリケーションが JBoss EAP によって作成された MBean (EJB または メッセージングコンポーネント用の MBean など) に依存する場合は動作しません。依存できる MBean は、別の jboss-service.xml ファイルに定義された他の MBean のみです。
以前のバージョンの JBoss EAP で使用された JBoss Service Archive (SAR) およびサービススタイル記述子は Java EE 6 仕様の一部ではなく、JBoss EAP 6 での使用は推奨されません。ご使用のアプリケーションが Java EE 6 仕様に準拠するよう変更することが推奨されます。MBean シングルトンは、Java EE 6 の @Singleton を使用するようコードを変更する必要があります。MBean サービスの作成およびデプロイに関する詳細は、カスタマーポータル https://access.redhat.com/documentation/JBoss_Enterprise_Application_Platform/ に掲載されている JBoss Enterprise Application Platform 6『開発ガイド』の章「JBoss MBean サービス」を参照してください。