Red Hat Training

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2.2. JBoss EAP 6 のインストールの前提条件

JBoss EAP 6 の各インストールプロセスには、いくつかの前提条件があります。このセクションでは、一般的な要件と、インストール固有の要件について説明します。

表2.2 JBoss EAP 6 のインストールの前提条件

インストールタイプ 前提条件
一般的な要件
ZIP またはインストーラーの要件
  • インストールディレクトリーの管理者権限。
  • サポートされる Java Development Kit がインストールされている必要があります。
  • Microsoft Windows Server では、JAVA_HOME および PATH 環境変数が設定されている必要があります。設定されていないと、ショートカットが動作しません。
  • Hewlett-Packard HP-UX で、unzip ユーティリティーがインストールされていることを確認します。
RPM の要件
Red Hat Enterprise Linux 7 より、チャンネル という表現は リポジトリー に変更になりました。
  • Red Hat Network (Red Hat Enterprise Linux 5 および 6) に登録するか、Red Hat サブスクリプションマネージャー (Red Hat Enterprise Linux 7) を使用して、サーバーを登録します。登録プロセスの詳細については、https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Subscription_Management/1/html/RHSM/index.html の『Red Hat サブスクリプションマネージャーの使用と設定』 ガイドを参照してください。
  • サポートされる Java Development Kit がインストールされている必要があります。Java Development Kit RPM は、java 機能を提供してシステムにエクスポートする必要があります。
  • 以下のチャネルをサブスクライブします。これは、Red Hat Enterprise Linux のすべてのバージョンとすべてのアーキテクチャーに適用されます。
    • Red Hat Enterprise Linux バージョンに適した Red Hat Enterprise Linux Server basesupplementary ソフトウェアチャネル/リポジトリー。Java Development Kit のインストールには、supplementary チャネル/リポジトリーが必要です。
    • JBoss Enterprise Application Platform チャネルまたはリポジトリー。適切なチャネルまたはリポジトリーの詳細については、「RPM インストール」 を参照してください。
  • ホストアーキテクチャーが ppc64 の場合は、次のチャネル/リポジトリーにサブスクライブします。
    • Red Hat Enterprise Linux 6 は、rhel-ppc64-server-optional-6 チャネルにサブスクライブします。
    • Red Hat Enterprise Linux 7 は、rhel-7-for-power-server-optional-rpms-7Server リポジトリーにサブスクライブします。
  • ホストアーキテクチャーが x86_64 の場合、追加の前提条件はありません。
  • 依存関係で JBoss EAP を使用するためにインストールする必要のあるパッケージのリストについては、「JBoss EAP 6 の RPM パッケージリスト」 を参照してください。