Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat JBoss Enterprise Application Platform
2.9.2. ネイティブコンポーネントとネイティブユーティリティーのインストール (RPM インストール)
RPM インストール方法を使用して EAP をインストールした場合にのみ、RPM インストール方法を使用して、ネイティブコンポーネント、ユーティリティー、および対応するすべての依存関係をインストールできます。ネイティブをインストールする RPM パッケージ方法は、Red Hat Enterprise Linux 5、6、および 7 に適しています。このトピックでは、コマンドラインを使用してネイティブコンポーネントとユーティリティーをインストールするために必要な手順について説明します。
手順2.16 ネイティブコンポーネントとネイティブユーティリティーのインストール
ネイティブコンポーネントとユーティリティーをインストールします。
Red Hat Enterprise Linux 5、6、および 7 にネイティブコンポーネントとユーティリティー (およびそれらの依存関係) をインストールするには、管理者アカウントを使用して次のコマンドを実行します。その際に、package_name
をインストールする必要のあるネイティブコンポーネントの名前に置き換えます。yum install
package_name
次のネイティブコンポーネントをインストールできます:mod_cluster-native
、mod_jk
、mod_rt
、mod_snmp
、apache-commons-daemon-jsvc-eap6
、httpd
、httpd-devel
、jbossas-hornetq-native
、jbossas-jbossweb-native
。重要yum groupinstall jboss-eap6 コマンドを実行して JBoss EAP 6 グループパッケージをインストールすると、デフォルトでネイティブコンポーネントであるjbossas-hornetq-native
およびjbossas-jbossweb-native
がインストールされます。JBoss EAP 6 のインストールで 「JBoss EAP 6 のインストール (グラフィカル RPM インストール)」 または 「JBoss EAP 6 のインストール (テキストベースの RPM インストール)」 を使用した場合、jbossas-hornetq-native
とjbossas-jbossweb-native
をインストールする必要はありません。注記特定のネイティブコンポーネントをインストールするには、正しいパッケージ名を指定することが重要です。パッケージ名では大文字と小文字が区別されます。Red Hat Enterprise Linux 7 では、httpd
パッケージの名前はhttpd22
です。したがって、Red Hat Enterprise Linux 7 に Apache HTTP サーバーを インストールするために yum installpackage_name
コマンドを実行する場合、パッケージhttpd
をhttpd22
に置き換える必要があります。サーバーの再起動
JBossEAP6 サーバーを再起動して変更を適用します。