Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat JBoss Enterprise Application Platform

11.2.8. ステレオタイプ

11.2.8.1. ステレオタイプについて

多くのシステムでは、アーキテクチャーパターンを使用して繰り返し発生する Bean ロールのセットを生成します。ステレオタイプを使用すると、このようなロールを指定し、中心的な場所で、このロールを持つ Bean に対する共通メタデータを宣言できます。
ステレオタイプにより、以下のいずれかの組み合わせがカプセル化されます。
  • デフォルトのスコープ。
  • インターセプターバインディングのセット。
ステレオタイプは、次の 2 つのシナリオのいずれかを指定する場合もあります。
  • ステレオタイプを持つすべての Bean には、デフォルトの BeanEL 名があります
  • ステレオタイプを持つすべての Bean は代替です
Bean は、ゼロ、1 つ、または複数のステレオタイプを宣言できます。ステレオタイプアノテーションは、Bean クラスまたはプロデューサーメソッドまたはフィールドに適用できます。
ステレオタイプは、@ Stereotype アノテーションが付けられたアノテーションであり、他のいくつかのアノテーションをパッケージ化します。
ステレオタイプからスコープを継承するクラスは、そのステレオタイプをオーバーライドし、bean に直接スコープを指定できます。
また、ステレオタイプが @Named アノテーションを持つ場合、配置された bean はデフォルトの bean 名を持ちます。この bean は、@Named アノテーションが bean で直接指定された場合に、この名前をオーバーライドできます。名前付き Bean の詳細については、を参照してください。「名前付き Bean について」