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13.7.3. 監査ストラテジー

13.7.3.1. 監査ストラテジーについて

監査ストラテジーは、監査情報の永続化、クエリー、および保存方法を定義します。Hibernate Evers には現在、以下の 2 つの監査ストラテジーがあります。
デフォルトの監査ストラテジー
このストラテジーは、開始リビジョンとともに監査データの保存を永続化します。監査されたテーブルで挿入、更新、削除される行ごとに、有効性の開始リビジョンとともに、監査テーブルに 1 つ以上の行を挿入します。
監査テーブルの行は、挿入後には更新されません。監査情報のクエリーはサブクエリーを使用して、監査テーブルの適用可能な行を選択します。これはスピードが遅く、インデックス作成が困難です。
有効性監査ストラテジー
このストラテジーは、監査上の開始リビジョンと最後のリビジョンを保存します。監査されたテーブルで挿入、更新、削除される行ごとに、有効性の開始リビジョンとともに、監査テーブルに 1 つ以上の行を挿入します。
同時に、以前の監査行 (利用可能な場合) の終了リビジョンフィールドは、このリビジョンに設定されます。監査情報のクエリーは、サブクエリーの代わりに、 between startend revision の間で使用できます。つまり、追加の更新により、監査情報の永続化は多少遅くなりますが、監査情報の取得はかなり速くなります。
これは、インデックスを追加して改善することもできます。
監査の詳細については、を参照してください。「永続クラスの監査について」。アプリケーションの監査戦略を設定するには、以下を参照してください。「監査ストラテジーの設定」