Red Hat Training
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18.17.4. トランスポート設定のチューニング
- TCP バッファーサイズ。高速ネットワークおよび高速マシンがある場合、TCP の送受信バッファーサイズを増やしてパフォーマンスが向上する可能性があります。注記新しいバージョンの Linux のようなオペレーティングシステムには、TCP の自動チューニングや TCP バッファーサイズの手動設定が含まれているため、自動チューニングが機能しなくなり、実際にはパフォーマンスが低下する可能性があります。
- サーバーのファイルハンドルの制限を増やします。サーバーで多くの同時接続が必要な場合や、クライアントが接続を迅速に開閉する場合は、サーバーを実行しているユーザーに十分なファイルハンドルを作成するパーミッションがあることを確認する必要があります。これはオペレーティングシステムによって異なります。Linux システムでは、
/etc/security/limits.conf
ファイルで許可可能なオープンファイルハンドルの数を増やすことができます。たとえば、以下の行を追加します。serveruser soft nofile 20000 serveruser hard nofile 20000
これにより、ユーザーserveruser
が最大 20000 のファイルハンドルを開くことができます。 batch-delay
を使用し、非常に小さいメッセージに最適なスループットを得るために、direct-deliver
を false に設定します。HornetQ には、standalone.xml
またはdomain.xml
、および JMS 接続ファクトリー(ThroughputConnectionFactory)
に事前設定されたコネクター/アクセプターペア(netty-throughput)
が含まれており、これはstandalone.xml
またはdomain.xml
で、特に小さいメッセージに対して非常に最適なスループットを提供するために使用できます。