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24.8.3. クラスター化された JBoss EAP 6 管理対象ドメインのテスト

概要

このトピックでは、Red Hat AMI (Amazon Machine Image) 上のクラスター化された JBoss EAP 6 管理対象ドメインをテストするために必要な手順について説明します。

管理対象ドメインをテストするには、Apache HTTP サーバーと JBoss EAP 6 ドメインコントローラーのエラスティック IP アドレスを知っておく必要があります。

前提条件

手順24.16 Apache HTTP サーバーインスタンスのテスト

  • ブラウザーで http://ELASTIC_IP_OF_APACHE_HTTP_SERVER に移動し、Web サーバーが正常に実行されていることを確認します。

手順24.17 ドメインコントローラーのテスト

  1. 移動先 http://ELASTIC_IP_OF_DOMAIN_CONTROLLER:9990/console
  2. ドメインコントローラーの User Data フィールドで指定されるユーザー名 admin とパスワードを使用してログインします。ログインすると、管理対象ドメインの管理コンソールランディングページが表示されます(http://ELASTIC_IP_OF_DOMAIN_CONTROLLER:9990/console/App.html#server-instances)。
  3. 画面右上の Server ラベルをクリックします。画面左上にある Host ドロップダウンメニューでホストコントローラーを選択します。
  4. このホストコントローラーに server-oneserver-two という 2 つのサーバー設定があることを確認し、それら両方が other-server-group に属することを確認します。

手順24.18 ホストコントローラーのテスト

  1. ブラウザーで http://ELASTIC_IP_OF_APACHE_HTTP_SERVER/cluster-demo/put.jsp に移動します。
  2. ホストコントローラーの 1 つが Putting date now というメッセージをログに記録することを確認します。
  3. 前の手順でメッセージをログに記録したサーバーインスタンスを停止します(「 『管理コンソールを使用したサーバーの停止」を参照』)。
  4. ブラウザーで http://ELASTIC_IP_OF_APACHE_HTTP_SERVER/cluster-demo/get.jsp に移動します。
  5. 示された時間が、手順 2 で put.jsp を使用して PUT の時間と同じであることを確認します。
  6. 実行中のサーバーインスタンスの 1 つが Getting date now というメッセージをログに記録することを確認します。
  7. 停止したサーバーインスタンスを再起動します( 「管理コンソールを使用したサーバーの起動」を参照)。
  8. Apache HTTP サーバーインスタンスに接続します。
    $ ssh -L7654:localhost:7654 ELASTIC_IP_OF_APACHE_HTTP_SERVER
  9. http://localhost:7654/mod_cluster-manager に移動して、すべてのインスタンスが正常に実行されていることを確認します。

結果

JBoss EAP 6 Web サーバー、ドメインコントローラー、およびホストコントローラーが Red Hat AMI で正常に実行されています。