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3.7.5. 管理インターフェース監査ログの読み取り

ファイルに出力される監査ログエントリーは、テキスト ビューアー で参照するのが最適ですが、syslog サーバーへ出力される監査ログエントリーは syslog ビューアーアプリケーションを使用して参照するのが最適です。
注記
ログファイルの参照にテキストエディターを使用することは推奨されません。 これは、追加のログエントリーがログファイルに書き込まれなくなることがあるためです。
管理インターフェース監査ログは JSON 形式で出力されます。各ログエントリーは任意のタイムスタンプで始まり、『管理インターフェースの監査ログフィールド の表に記載されている』 フィールドです。

表3.5 管理インターフェース監査ログフィールド

フィールド名 説明
type 管理操作であることを示す core または jmx は JMX サブシステムからの意味を持つことができます(JMX サブシステムの監査ロギングの設定については JMX サブシステムを参照してください)。
r/o 操作によって管理モデルが変更されない場合は、値が true になります。そうでない場合は false になります。
起動 起動プロセス中に操作が実行された場合は、値が true になります。サーバーの起動後に操作が実行された場合は false になります。
version JBoss EAP インスタンスのバージョン番号。
user 認証されたユーザーのユーザー名。実行中のサーバーと同じマシンの管理 CLI で操作を行う場合は、特別な $local ユーザーが使用されます。
domainUUID ドメインコントローラーからサーバー、スレーブホストコントローラー、およびスレーブホストコントローラーサーバーへ伝播されるすべての操作をリンクする ID。
access 以下のいずれかの値を使用できます。
  • NATIVE - 操作が管理 CLI などのネイティブ管理インターフェースから実行されます。
  • HTTP - 操作が管理コンソールなどのドメイン HTTP インターフェースから実行されます。
  • JMX - 操作が JMX サブシステムから実行されます。JMX の監査ロギングの設定方法は JMX を参照してください。
remote-address この操作を実行するクライアントのアドレス。
success 操作に成功した場合は値が true になります。ロールバックされた場合は false になります。
ops 実行される操作。JSON へシリアライズ化された操作のリストになります。起動時は、XML の解析で生じた演算です。通常、一覧を起動するとエントリーが 1 つ含まれます。