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2.4.9. 管理 CLI を使用した設定スナップショットのロード

設定スナップショットは、現在のサーバー設定の特定の時点のコピーです。これらのコピーは管理者が保存およびロードできます。スナップショットを読み込むプロセスは、スナップショットの作成、一覧表示、および削除に使用される管理 CLI インターフェースではなく、コマンドラインから使用する方法と似ています。「以前の設定でのサーバーの起動」
以下の例は standalone.xml ファイルを使用しますが、同じプロセスが domain.xml および host.xml ファイルに適用されます。

手順2.17 設定スナップショットのロード

  1. ロードするスナップショットを特定します。この例では、スナップショットディレクトリーから以下のファイルを呼び出します。スナップショットファイルのデフォルトのパスは以下のとおりです。
    EAP_HOME/standalone/configuration/standalone_xml_history/snapshot/20110812-191301472standalone.xml
    スナップショットは相対パスにより表されます。たとえば、上記の例は次のように記述できます。
    jboss.server.config.dir/standalone_xml_history/snapshot/20110812-191301472standalone.xml
  2. ファイル名を渡し、選択したスナップショットを用いてサーバーを起動します。
    EAP_HOME/bin/standalone.sh --server-config=standalone_xml_history/snapshot/20110913-164449522standalone.xml

結果

ロードしたスナップショットに選択された設定を用いてサーバーが再起動します。