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18.16.6. HornetQ のメッセージレプリケーション

警告
永続メッセージのみがレプリケートされます。非永続的なメッセージはフェイルオーバー後も維持されません。
ライブサーバーとバックアップサーバーは同じデータストアを共有しないため、ライブサーバーとバックアップサーバー間のメッセージレプリケーションはネットワークトラフィックを介して実行されます。2 つのサーバーが同じクラスター内にあり、クラスターユーザー名およびパスワードが同じであれば、ジャーナルはすべて 2 つのサーバー間でレプリケートされます。ライブサーバーが受信した永続データトラフィックはすべて、バックアップサーバーに複製されます。
バックアップサーバーがオンラインになると、ライブサーバーを検索し、同期を試行するためにライブサーバーに接続します。同期中、バックアップサーバーとしては使用できません。同期にかかる時間とネットワーク速度によっては、同期に時間がかかることがあります。バックアップサーバーがオンラインになり、ライブサーバーが利用できない場合、バックアップサーバーは、ライブサーバーがクラスターで利用可能になるまで待機します。
サーバーがデータを複製できるようにするには、standalone-full-ha.xml ファイルの間でリンクを定義する必要があります。バックアップサーバーは、同じグループ名を持つライブサーバーとのみ複製します。グループ名は、各サーバーの standalone-full-ha.xml ファイルの backup-group-name パラメーターで定義する必要があります。
ライブサーバーに障害が発生した場合、適切に設定され完全に同期されたバックアップサーバーが役割を引き継ぎます。バックアップサーバーは、ライブサーバーが失敗し、バックアップサーバーがクラスター内の半分を超えるサーバーに接続できる場合にのみアクティベートされます。クラスター内の他のサーバーが半分以上でも応答しない場合は、一般的なネットワーク障害を示し、バックアップサーバーはライブサーバーへの接続を再試行するのを待機します。
フェイルオーバー後に元の状態になるには、ライブサーバーを起動し、バックアップサーバーと完全に同期されるまで待つ必要があります。これを行うと、元のライブサーバーのバックアップサーバーをシャットダウンして、再度アクティブ化することができます。allow-failback 属性が true に設定されている場合に自動的に実行されます。